看護師の面接で必ず聞かれる質問と、答え方の型
看護師の中途面接で聞かれることは、ほぼ決まっています。準備すれば落ちにくい面接です。
先に結論を書きます。聞かれるのは5つ。退職理由、志望動機、希望部署、夜勤の可否、いつから働けるか。この5つに答えを用意すれば足ります。
1. 退職理由
いちばん見られています。面接官が知りたいのは「うちでも同じ理由で辞めないか」だけです。
避けたい答え方と、通りやすい答え方を並べます。
| 言い方 | 受け取られ方 |
|---|---|
| 人間関係がつらくて | また合わない人がいたら辞めそう |
| 夜勤がきつくて | 体力的に続かないのでは |
| 記録の時間が取れず、患者さんに向き合う時間が減っていたため | 働き方の話。うちの体制なら合うかも |
| 在宅での看護に関わりたいと考えたため | 前向きな理由。確認すべきことが明確 |
事実は変えず、主語を自分に戻す。これだけで印象が変わります。

2. 志望動機
「家から近いから」が本音でも、それだけを言う必要はありません。理念や規模より、業務内容に触れるほうが具体的に聞こえます。
急性期で3年、その後は慢性期を経験しました。こちらは在宅復帰支援に力を入れておられると伺い、退院前カンファレンスに関われる環境で働きたいと考えました。
調べるのは、病院のサイトの「看護部の紹介」1ページで足ります。
3. 希望部署
希望は言って構いません。ただし、言い方を「希望」と「対応可能」に分けると通りやすくなります。
希望は外来です。ただ、病棟の経験もありますので、必要であれば対応できます。
全部断ると採用の幅が狭まり、全部受けると希望が通らなくなります。順位をつけて伝えるのが現実的です。
4. 夜勤の可否
ここは正直に答えてください。入職後に「やはり無理」となると、双方が困ります。
- できない場合:理由(育児・介護・体調)と、いつまで続く見込みかを添える
- 回数を減らしたい場合:月何回までなら可能か、数字で言う
「月2回までであれば可能です」のように数字で答えると、話が早く進みます。
5. いつから働けるか
在職中なら、就業規則の申出期限から逆算した日を答えます。
退職の申出が1か月前と決まっておりますので、内定をいただいてから1か月半後を目安に考えています。
「すぐにでも」は、在職中の場合むしろ不自然に聞こえます。
こちらから聞いておくこと
質問がないと、志望度が低いと見られます。待遇ではなく、働き方を聞くのが無難です。
- 1人あたりの受け持ち人数
- 残業の実態(記録は勤務時間内か)
- 委員会・勉強会は就業時間内か
- 教育体制(中途入職者のフォロー期間)
- 夜勤の人数構成
給与や休日は、内定後の条件提示で確認できます。面接の場では業務の話を優先してください。
服装と持ち物
- スーツ。夏でもジャケットを持参
- 看護師免許のコピー、職務経歴書、履歴書
- 筆記用具とメモ
メモを取る人は、それだけで印象が良くなります。
今日やるとしたら
5つの質問のうち、退職理由だけ3行で書いてください。
- 何が起きていたか
- 自分が試したこと
- 次に求めること
ここが書ければ、残りの4つは当日でも答えられます。