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職務経歴書が書けない。3行のメモから始める書き方

採用担当者の視点 公開 2026-09-16

ノートに書き出す手元

白紙の職務経歴書を開いて、30分そのままだった。よくある話です。

書けない理由は、経験が足りないからではありません。いきなり文章にしようとしているからです。

先に結論を書きます。3行のメモを作ってから広げる。順番を変えるだけで、だいたい書けるようになります。

まず3行だけ書く

一つの仕事について、次の3行を書きます。文章にしなくて構いません。

  1. 何を — 請求書の発行と入金確認
  2. どのくらい — 月200件ほど、担当は自分ひとり
  3. どうなったか — 手順書を作り、繁忙期も残業なしで回した

これで職務経歴書の1ブロックは完成です。あとは仕事の数だけ繰り返します。

ノートに書き出す手元

数字は「成果」でなくていい

「売上を伸ばした」のような成果がないと書けない、と思われがちですが、必要なのは規模が伝わる数字です。

  • 月に何件、何人分、何社を担当していたか
  • 何人のチームだったか
  • 何年やっていたか

「月200件を一人で」と書けば、読む側は仕事の重さを想像できます。成果より、規模と範囲のほうが伝わります。

思い出せないときの質問

手が止まったら、自分に次を聞いてください。書くべきことは、たいていこの答えの中にあります。

質問出てくるもの
引き継ぎのとき、何を説明したか担当業務の全体像
新しい人に、最初に教えることは何かいちばん重要な業務
自分が休むと止まる仕事は何か代えのきかない役割
この1年で、やり方を変えたことは何か改善の実績
他部署から相談されることは何か社内での位置づけ

とくに下の2つは、書き忘れられがちで、読む側がいちばん知りたい部分です。

並べる順番は時系列でなくていい

古い順に並べる決まりはありません。応募先に近い仕事を上に置いてください。読む人は上から読み、途中で判断します。

直近の仕事が応募先と関係が薄いなら、関係する仕事を先に出して、そのあとに時系列で並べる形でも問題ありません。

1枚に収める

長さで評価は上がりません。2枚を超えると、読み飛ばされる部分が増えるだけです。

削る順番は、古い仕事の詳細 → 自己PR → 資格の細目です。逆に、直近の仕事の「どのくらい」は削らないでください。ここが判断材料になります。

今日やるとしたら

完成させようとしなくて構いません。いちばん長くやった仕事について、3行だけ書いてみてください。

その3行が書ければ、残りは同じ作業の繰り返しです。書けないのではなく、始め方が難しかっただけだと分かるはずです。

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