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ITエンジニアの職務経歴書、未経験者はどこに何を書くか

資格職の転職 公開 2026-09-17

書類とペン

実務経験がないのに職務経歴書を書く。何を書けばいいのか分からなくなるところです。

先に結論を書きます。未経験の職務経歴書は「前職の実績」と「作ったもの」の2本立てです。学習履歴だけでは読まれません。

構成の順番

上から読まれるので、読ませたいものを上に置きます。

  1. 職務要約(3〜4行)
  2. 制作物・ポートフォリオ
  3. 技術スキル(使える言語・ツール)
  4. 職務経歴(前職。新しい順)
  5. 学習内容と期間
  6. 資格

未経験の場合、2を1ページ目の上半分に置くのが要点です。実務経験の欄から始めると、最初の数行で「未経験」とだけ判断されます。

書類とペン

職務要約の書き方

意気込みではなく、事実を先に書きます。

読まれにくい例

未経験ですが、エンジニアを目指して日々努力しております。

読まれやすい例

建設会社で施工管理を4年。工程表の作成と協力会社との調整を担当しました。現在はJavaScriptを学習し、業務で使っていた工程管理の簡易版をWebアプリとして制作しています。

前職 → いま学んでいること → 作ったものの順に3行。これで足ります。

制作物の書き方

「作りました」だけでは評価できません。次の項目を揃えてください。

項目書く内容
何をアプリの名前と、何ができるか(2行)
なぜ作った理由。前職の課題だと強い
使った技術言語、フレームワーク、DB、ホスティング
期間制作にかかった日数
工夫した点詰まったところと、どう解決したか
URL動くもの、またはGitHub

「工夫した点」がいちばん読まれます。うまくいった話より、詰まってどう調べて解決したかのほうが、実務での動き方が伝わります。

技術スキルの書き方

できることを盛らないでください。面接で確認されます。

段階を分けて書くと正確に伝わります。

  • 実務で使用:(未経験なら空欄で構いません)
  • 制作物で使用:JavaScript、HTML/CSS、Git
  • 学習中:SQL、React

「学習中」と「使える」を分けているだけで、書き方が信用されます。

前職の経験をどうつなげるか

未経験でも、次の経験は評価されます。

  • 数字を扱った経験(集計、原価、在庫)
  • 手順を整理した経験(マニュアル作成、業務改善)
  • 調整の経験(他部署・取引先とのやり取り)
  • Excelでの自動化(関数、マクロ)

これらは開発現場でそのまま必要になるものです。「未経験」と書く欄を減らし、「前職でやっていたこと」を増やすと、読む側の印象が変わります。

長さと形式

  • A4で1〜2枚。3枚を超えると読み飛ばされます
  • 応募先ごとに、制作物の説明を入れ替える
  • PDFで提出する(レイアウト崩れを防ぐため)

書けないときの質問

手が止まったら、次に答えてください。答えの中に書くことがあります。

  • 前職で、自分がいないと止まった仕事は何か
  • 手作業でやっていて、面倒だと思っていたことは何か
  • 新しく入った人に、最初に教えることは何か

3つ目の答えは、そのまま「手順を整理できる人」という証明になります。

今日やるとしたら

制作物が1つもないなら、前職で面倒だった作業を1つ選んで、それを自動化する小さなものを作るところから始めてください。

職務経歴書の中身は、そこから自然に出てきます。

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