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未経験からITエンジニアになる。順番と費用の現実的な組み立て方

資格職の転職 公開 2026-09-17

ノートパソコンと机

未経験からITエンジニアへ。情報が多すぎて、何から手をつければいいのか分からなくなります。

先に結論を書きます。順番は「職種を決める → 最低限を学ぶ → 小さく作る → 応募する」。学習を完璧にしてから応募しようとすると、たいてい途中で止まります。

1. 職種を先に決める

「エンジニア」とひとくくりにすると学ぶ範囲が無限になります。未経験から入りやすいのは次です。

職種入りやすさ最初に学ぶもの
インフラ・運用監視高いLinux、ネットワーク基礎
テスト・QA高い仕様の読み方、テスト設計
Web開発(バックエンド)HTML/CSS、SQL、言語1つ
Web開発(フロントエンド)HTML/CSS、JavaScript
社内SE業務知識+基礎全般

インフラ・運用監視は未経験の入口として枠が多い一方、夜勤シフトがある職場が少なくありません。働き方の条件を先に決めておいてください。

ノートパソコンと机

2. 最低限を学ぶ

範囲を広げないことが重要です。Web開発を狙うなら、次で足ります。

  1. HTML / CSS(1〜2週間)
  2. プログラミング言語を1つ(2〜3か月)
  3. SQLの基本(2週間)
  4. Git(1週間)

言語は1つに絞ってください。複数を並行すると、どれも中途半端になります。求人数で選ぶなら、JavaScript か Java か PHP のいずれかです。

3. 費用の目安

方法費用向いている人
独学(書籍・オンライン教材)1〜3万円自分で進められる人
公的職業訓練ほぼ無料(条件あり)離職中の人
有料スクール30〜80万円強制力が必要な人

公的職業訓練は、離職中であれば受講料が原則無料です。ハローワークで相談できます。有料スクールを検討する前に、まずここを確認する価値があります。

スクールを選ぶ場合は、「転職保証」の条件(年齢制限、紹介先の職種、返金条件)を契約前に必ず読んでください。

4. 小さく作って公開する

学習の証明になるのは、資格より動くものです。規模は小さくて構いません。

  • 自分が使う道具(家計簿、メモ、予約表)
  • 既存サービスの簡易版
  • 前職の業務を効率化する仕組み

前職の業務に関係するものを作ると、面接で話が通ります。「事務職時代に手作業だった集計を自動化した」は、未経験でも具体的な話になります。

年齢について

20代のほうが枠が多いのは事実です。ただし、30代以降は前職の業務知識が評価される入り方があります。

  • 経理経験 → 会計システムの導入・運用
  • 医療事務 → 医療系システムのサポート
  • 製造 → 生産管理システム

未経験の「ゼロから」ではなく、「業務は分かる、技術を足す」という見せ方にすると、通る確率が変わります。

やらないほうがいいこと

  • 資格を先に取りきろうとする(基本情報は有用ですが、必須ではありません)
  • 学習期間を半年以上取る(手を動かさない期間が長いほど続きません)
  • 高額スクールを比較検討だけで1か月使う

今日やるとしたら

職種を1つだけ選んでください。インフラか、Webか、テストか。

選んだら、その職種の求人を10件開いて、応募要件に書かれている技術を数える。出現回数の多い順が、学ぶ順番です。教材を選ぶのはそのあとで構いません。

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