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転職で年収は上がるのか。上がった人に共通していること

市場価値 公開 2026-09-16

電卓とノート

転職すれば年収は上がるのか。上がった人もいれば、下がった人もいます。

先に結論を書きます。年収を決めているのは、あなたの能力よりも「移った先の相場」です。同じ働きをしても、業界と会社が変われば額は変わります。

年収を決めている3つ

影響の大きい順に並べています。

  1. 業界・職種の相場 — ここがいちばん大きい。同じ事務職でも、業界で水準が違います
  2. その会社の給与テーブル — 中途でも、等級と号俸の枠から大きくは外れません
  3. 交渉 — 動かせるのは多くの場合その枠の中。ただし、やるかどうかで差は出ます

つまり、1で外していると、3をどれだけ頑張っても届きません。年収を上げたいなら、まず見る場所は求人票の金額ではなく、その業界の水準です。

資料とノートパソコン

上がりやすい動き方

共通しているのは、変える要素を1つに絞っていることです。

  • 職種はそのまま、相場の高い業界へ移る — 経験がそのまま通用するので、評価が落ちません
  • 同じ仕事の範囲が広い会社へ移る — 一人で回していた経験は、規模の小さい会社ほど高く評価されます
  • 資格や経験が要件に明記されている求人を狙う — 要件を満たしている人は少ないので、条件が動きます

下がりやすい動き方

  • 職種も業界も同時に変える — 未経験扱いになり、評価の起点が下がります
  • 急いで1社だけ受けて決める — 比較対象がないと、提示額が相場かどうか分かりません
  • 提示を見てから条件を言う — 出てきた数字に引きずられます

急いでいるときほど下がります。待てる状態を作れるかどうかが、そのまま金額に出ます。

提示額は「幅」で聞いておく

面接の途中で希望額を聞かれたら、1点ではなく幅で答えるのが無難です。

現在が◯◯万円です。役割が広がる分も含めて、◯◯万〜◯◯万でご相談できればと考えています。

下限を現職と同額にしておくと、下がる形の提示は出にくくなります。逆に「御社の規定に従います」と答えると、枠の下のほうで決まりがちです。

額面だけで比べない

提示額が上でも、手取りや働き方が悪くなることがあります。比べる前に、次を揃えて確認してください。

見る項目なぜ
固定残業代の有無と時間数額面に含まれていることがある
賞与の実績「年◯か月」は見込みで、実績とは別
通勤時間と交通費時間も費用も毎日かかる
退職金・企業年金ない会社も多い。長期では差が大きい

額面が同じでも、固定残業45時間込みかどうかで中身は別物です。

今日やるとしたら

年収を上げたいなら、最初にやることは求人探しではありません。

  1. いまの職種が、どの業界で高く扱われているかを調べる
  2. 自分の経験が、そのまま通る範囲を確認する

この2つが分かってから動くと、同じ労力で結果が変わります。

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