看護師の面接でよく聞かれる質問と、答え方の型

資格職の転職 公開 2026-09-17 更新 2026-10-13

面接で話す応募者

看護師の中途面接で聞かれることは、職場が違っても似ています。質問が読みやすい分、準備が生きる面接です。

聞かれるのは5つ。退職理由、志望動機、希望部署、夜勤の可否、いつから働けるか。まずはこの5つに答えを用意しておきます。

1. 退職理由

いちばん見られています。面接官がとくに気にしているのは「うちでも同じ理由で辞めないか」です。

避けたい答え方と、通りやすい答え方を並べます。

言い方受け取られ方
人間関係がつらくてまた合わない人がいたら辞めそう
夜勤がきつくて体力的に続かないのでは
記録の時間が取れず、患者さんに向き合う時間が減っていたため働き方の話。うちの体制なら合うかも
在宅での看護に関わりたいと考えたため前向きな理由。確認すべきことが明確

事実は変えず、主語を自分に戻す。これだけで印象が変わります。

退職理由のあとには、「前の職場で、改善のために何かしましたか」と深掘りされることがよくあります。3行の2行目に書く「自分が試したこと」は、ここで使います。上司に相談した、業務の分担を提案した、など一つで構いません。勤続が短い場合は、短かった事実を認めたうえで、次の職場を選ぶときに何を確かめたかを添えると、同じことを繰り返さないかという不安に答えられます。

面接に使う部屋

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2. 志望動機

「家から近いから」が本音でも、それだけを言う必要はありません。理念や規模より、業務内容に触れるほうが具体的に聞こえます。

急性期で3年、その後は慢性期を経験しました。こちらは在宅復帰支援に力を入れておられると伺い、退院前カンファレンスに関われる環境で働きたいと考えました。

調べるのは、病院のサイトの「看護部の紹介」1ページで足ります。

触れるとよい業務は、職場の種類で変わります。

  • 病院:病床の機能(急性期・回復期・療養など)と、看護方式や受け持ちの持ち方
  • クリニック:診療科と、外来で多い処置や検査
  • 訪問看護:利用者の層(高齢者・小児・精神など)と、オンコールの体制
  • 介護施設:医療的なケアの範囲と、協力医療機関との連携のしかた

どれも、サイトや求人票に書かれていることを一つ拾って、自分の経験とつなげるだけで十分です。

3. 希望部署

希望は言って構いません。ただし、言い方を「希望」と「対応可能」に分けると通りやすくなります。

希望は外来です。ただ、病棟の経験もありますので、必要であれば対応できます。

全部断ると採用の幅が狭まり、全部受けると希望が通らなくなります。順位をつけて伝えるのが現実的です。

4. 夜勤の可否

ここは正直に答えてください。入職後に「やはり無理」となると、双方が困ります。

  • できない場合:理由(育児・介護・体調)と、いつまで続く見込みかを添える
  • 回数を減らしたい場合:月何回までなら可能か、数字で言う

「月2回までであれば可能です」のように数字で答えると、話が早く進みます。

訪問看護ステーションや介護施設では、夜勤の代わりにオンコール(夜間・休日の電話待機)を聞かれることがあります。月に何回の待機か、呼び出されたときの手当や移動の扱いがどうなるかは職場ごとに違うので、答えるのと同時にこちらからも確かめておきます。

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5. いつから働けるか

在職中なら、就業規則の申出期限から逆算した日を答えます。

退職の申出が1か月前と決まっておりますので、内定をいただいてから1か月半後を目安に考えています。

「すぐにでも」は、在職中の場合むしろ不自然に聞こえます。

年次有給休暇が残っている場合は、最終出社日と退職日を分けて考えておくと、入職日の答えがぶれません。引継ぎにかかる期間も含めて、「最短でこの日、余裕を見てこの日」と2つの日付を用意しておくと、面接の場で調整しやすくなります。

こちらから聞いておくこと

質問がないと、志望度が低いと受け取られることがあります。待遇ではなく、働き方を聞くのが無難です。

  • 1人あたりの受け持ち人数
  • 残業の実態(記録は勤務時間内か)
  • 委員会・勉強会は就業時間内か
  • 教育体制(中途入職者のフォロー期間)
  • 夜勤の人数構成

給与や休日は、内定後の条件提示で確認できます。面接の場では業務の話を優先してください。

服装と持ち物

  • スーツ。夏でもジャケットを持参
  • 看護師免許のコピー、職務経歴書、履歴書
  • 筆記用具とメモ

病院によっては、面接の前後に職場見学や、小論文・適性検査が組まれていることがあります。案内の連絡に当日の流れと所要時間が書かれていなければ、事前に問い合わせて、面接官が看護部長だけか、事務長も同席するかを聞いておくと、質問の準備が絞れます。

大事な点はメモを取りながら聞くと、あとで職場どうしを比べるときに役立ちます。

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今日やるとしたら

5つの質問のうち、退職理由だけ3行で書いてください。

  1. 何が起きていたか
  2. 自分が試したこと
  3. 次に求めること

ここが書ければ、残りの4つも同じ型で準備しやすくなります。

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