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美容師の仕事内容と年収|労働時間175時間・平均年齢30歳の意味

別名:スタイリスト、ヘアデザイナー

美容師は、カット、パーマ、カラー、ヘアセットなどを行う国家資格職です。有効求人倍率5.06倍という深刻な人手不足がある一方、月間労働時間175時間・平均年齢30.0歳という数字が、この職種の構造をはっきり示しています。

  • 平均年収388.5万円残業代・賞与を含む
  • 有効求人倍率5.06倍
  • 求人賃金(月額)27.9万円令和7年度
  • 平均年齢30歳
  • 就業者数35.1万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間175時間

平均年齢30.0歳という数字が意味すること

今回調べた職業のなかで、美容師の平均年齢30.0歳は突出して低い数字です。訪問介護員51.2歳、トラックドライバー51.5歳と比べると、その差は歴然としています。

これは若い人が多い職業というより、続けられずに離れる人が多い職業だということです。厚生労働省の統計でも、美容業の離職率は高い水準にあります。

月間労働時間175時間はトラックドライバーと並んで最長です。加えて、営業時間外の練習(レッスン)が慣習として残る店舗があり、統計に出ない拘束時間が発生します。

平均年収388.5万円と有効求人倍率5.06倍の組み合わせ

求人倍率5.06倍は、人が集まらない状態を示しています。それでも平均年収は388.5万円と低い。この2つが同時に起きているのがこの業界の問題です。

背景には、店舗数の多さと過当競争があります。美容所は全国に27万軒以上あり、コンビニの5倍近い数です。価格競争が続き、人件費に回せる原資が増えにくい構造になっています。

求人賃金は月額27.9万円で、前年度から上がっています。人材確保のために待遇を改善する動きは出ていますが、アシスタント期間の収入は依然として低い水準にとどまります。

アシスタントからスタイリストまでの期間をどう考えるか

入店後はアシスタントとしてシャンプー、カラーの塗布、ブロー、店販や受付を担当し、技術試験に合格してスタイリストデビューします。この期間は店舗によって2〜5年と幅があります。

収入が大きく変わるのはデビュー後で、指名客がつくと歩合が加わります。逆に言えば、デビューまでの期間をどう設計している店舗かが、最初の数年の生活を左右します。

求人を見るときに確認すべきは、デビューまでの平均年数、営業時間外の練習の扱い(賃金が出るか)、社会保険の加入、歩合の計算方法です。求人倍率5.06倍の環境なら、これらを聞いても不利にはなりません。

美容師免許を活かす別の道はありますか

サロン以外にも、業務委託サロン(面貸し)、訪問美容(高齢者施設や自宅への出張)、ヘアメイク(撮影・ブライダル)、美容メーカーのディーラーや講師、化粧品・美容機器の営業といった道があります。

訪問美容は高齢化により需要が伸びている領域です。1対1で、サロンワークのような長時間の立ち仕事や深夜の練習がありません。

業務委託サロンは、歩合率が高い代わりに社会保険や固定給がない形が一般的です。収入の上限は上がりますが、保障は下がります。どちらを取るかの判断になります。

関連する資格

  • 美容師
  • 管理美容師
  • 理容師
  • ヘアケアマイスター
  • 日本化粧品検定

美容師の仕事の傾向

  • 社会的3.92
  • 芸術的3.82
  • 現実的3.52
  • 研究的3.42
  • 慣習的3.01
  • 企業的2.97

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

美容師に近い仕事

職業データの傾向が美容師に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

  • 理容師顔そりができる。国家資格が別
  • トリマー動物の美容。手技という点が共通
  • アロマセラピストリラクゼーション領域
  • 化粧品販売/美容部員美容知識を接客に活かす
  • ネイリスト手元の施術。独立しやすい
  • 衣料品販売接客と提案。求人倍率1.89倍

よくある質問

美容師の平均年齢が30歳と低いのはなぜですか

若い人が多いというより、続けられずに離れる人が多いためです。月間労働時間175時間は今回調べた職業のなかで最長クラスで、営業時間外の練習が慣習として残る店舗もあります。

美容師の年収はどのくらいですか

平均年収388.5万円、求人賃金は月額27.9万円です。求人倍率5.06倍と人手不足でありながら年収が低いのは、美容所が全国に27万軒以上あり価格競争が続いているためです。

スタイリストになるまで何年かかりますか

店舗によって2〜5年と幅があります。求人を見るときは、デビューまでの平均年数、営業時間外の練習に賃金が出るか、社会保険の加入、歩合の計算方法を確認してください。

美容師免許を活かせる別の仕事はありますか

訪問美容(高齢者施設や自宅への出張)、ヘアメイク、業務委託サロン、美容メーカーのディーラーや講師などがあります。訪問美容は高齢化で需要が伸びており、長時間の立ち仕事や深夜の練習がありません。

美容師の転職を進めるときに読むもの

美容師の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「スカウト型転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。

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自分で探すか、声がかかるのを待つか

美容師の有効求人倍率は5.06倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。

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最終更新:2026-09-18