その職務経歴書、採用担当者には何が伝わっていないか。書類選考の前に見直す8項目のチェックリスト
採用担当者の机には、1つの求人に対して何通もの応募書類が届きます。1通ずつ読みながら、この人に会って話を聞きたいかを決めていく場面を思い浮かべてみてください。
書いた本人には当たり前のことでも、初めて読む人には伝わっていないことがあります。このチェックリストは、応募ボタンを押す前に、職務経歴書を読む側の目で見直すためのものです。
採用担当者は、職務経歴書のどこから読むのか?
多くの書類を読む採用担当者は、最初に冒頭の要約と直近の職歴を見て、求人に合う経験があるかを確かめることが多いものです。そこで合いそうだと思えば、詳しい業務内容や自己PRに進みます。
最初に何を見られているかは採用担当者は、応募者のどこを最初に見ているのかでも詳しく書いています。
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8項目をまとめて見る
| No. | チェック項目 | よくある書き方 | 直し方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 冒頭に要約がある | いきなり職歴の表から始まる | 3行で経験と得意なことを書く |
| 2 | 直近の職歴がいちばん詳しい | 古い職歴ほど長い | 直近を厚く、古いものは短く |
| 3 | 社内の言葉を使っていない | 部署名や略語のまま | 一般的な言葉に置き換える |
| 4 | 規模が分かる | 「営業を担当」 | 担当社数、チームの人数を書く |
| 5 | 役割が分かる | 「プロジェクトに参加」 | 自分が何を任されたかを書く |
| 6 | 結果が分かる | 「改善に努めた」 | 何がどう変わったかを書く |
| 7 | 求人との対応が分かる | どの応募先にも同じ内容 | 求人の仕事に近い経験を前に出す |
| 8 | 読みやすい | 文字が詰まっている | 見出しと箇条書きで区切る |

チェック1〜3:最初の数行で、何ができる人か分かるか?
要約は、何年、どんな仕事をして、何が得意かの3つが入っていれば十分です。社内でしか通じない部署名や略語は、読む人が意味を想像しなければなりません。「CS推進課」なら「顧客対応の品質改善を担当する部署」のように書き添えます。
チェック4〜6:数字と役割と結果が書いてあるか?
「営業を担当」だけでは、10社を担当したのか100社なのかが分かりません。規模・役割・結果を1行ずつ足すだけで、同じ経験でも伝わり方が変わります。売上のような成果がない仕事でも、担当件数や期間は書けます。書き始めでつまずくときは職務経歴書が書けない。3行のメモから始める書き方から始めてください。
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チェック7〜8と、書かなくていいこと
求人票の仕事内容に近い経験を、職歴の中で先に出します。全部を書き直さなくても、要約と並び順を変えるだけで印象は変わります。
一方で、本籍や家族の職業など、仕事の適性や能力と関係のない事項は書く必要がありません。厚生労働省は、こうした事項を応募書類に書かせることは就職差別につながるおそれがあるとしています。
今日やるとしたら
自分の職務経歴書を開いて、表のNo.1だけを確かめてください。冒頭に要約がなければ、3行で書き足します。
書類を出したあとに結果を待つ間の考え方は書類選考の結果が来ない。企業側で何が起きているのかにまとめています。
よくある質問
- 職務経歴書は何枚までがいいですか?
- 決まった枚数はありませんが、読む側の負担を考えて、2枚前後にまとめる人が多く見られます。枚数より、冒頭の要約だけで求人に合う経験が分かるかを先に確かめてください。
- 応募する会社ごとに書き直したほうがいいですか?
- 全部を書き直す必要はありません。冒頭の要約と、求人の仕事内容に近い経験の書き方だけを応募先に合わせると、手間をかけすぎずに伝わりやすくなります。
- 数字で表せる成果がない仕事は、どう書けばいいですか?
- 売上のような成果がなくても、担当件数、対応した人数、扱った書類の種類、期間など、仕事の量や範囲は数字で表せることがあります。工夫したことと、その結果どうなったかを1行ずつ書き添えてください。
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