住宅・不動産営業のイラスト

しごと大全 / 販売・サービスの仕事

不動産営業の仕事内容と年収|宅建は必要か

別名:不動産営業、住宅営業、宅地建物営業

住宅・不動産営業は、住宅や土地、収益物件の売買や賃貸を仲介・販売する仕事です。平均年収660.7万円と高い水準ですが、扱う商材と報酬体系によって実態は大きく分かれます。

  • 平均年収660.7万円残業代・賞与を含む
  • 有効求人倍率2.72倍
  • 求人賃金(月額)30.4万円令和7年度
  • 平均年齢42.4歳
  • 就業者数13.9万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間163時間

何を扱うかで仕事が変わります

新築住宅の販売は、住宅メーカーや分譲会社で、モデルルームへの来場客に対応します。中古の売買仲介は、売主から物件を預かり、買主を探し、契約と引き渡しまでを進めます。賃貸仲介は、来店客に物件を紹介し入居までを担当します。投資用不動産は、収益性の説明が中心になります。

報酬体系も違います。新築販売と売買仲介は歩合の比率が高く、賃貸仲介は固定給の比率が高い傾向があります。平均年収660.7万円という数字は、歩合の大きい領域に引き上げられた平均です。

求人を見るときは、扱う商材、固定給と歩合の比率、反響営業か新規開拓かを必ず確認してください。この3点で働き方がまったく変わります。

宅地建物取引士は必要ですか

営業をするだけなら必須ではありません。ただし、契約の際の重要事項説明は宅建士でなければ行えず、事務所には従業者5人に1人以上の専任の宅建士を置く義務があります。

このため、多くの会社が資格手当(月1〜3万円程度)を設け、取得を推奨しています。持っていると、契約まで自分で完結できるため、任される範囲が広がります。

宅建の合格率は例年15〜18%程度です。受験資格に制限はなく、働きながら取得する人が大半です。未経験で応募する場合も、取得済みであれば明確な加点になります。

未経験から転職できますか

できます。有効求人倍率2.72倍で、未経験可の求人が多く出ています。他業界の営業経験や接客経験が評価されます。

ただし、土日が繁忙日になる点は生活に直結します。顧客が動くのが週末のため、平日休みが基本です。

また、成果が出るまでの期間が長い商材です。住宅の購入は検討期間が数か月から年単位になるため、短期で結果を求められる環境だと消耗します。入社後の評価サイクルと、固定給の保障期間を確認してください。

この経験はどこで活きますか

高額商材を扱った営業経験は、他の営業職で通用します。職業データでは「社会的」4.014と「企業的」3.522が高く、人と関わりながら意思決定に踏み込む職種です。

宅建を持っていれば、不動産管理会社、賃貸管理、不動産投資、金融機関の不動産部門、企業の総務(オフィスの契約管理)といった方向に広がります。

近い職種では、保険営業(求人倍率7.97倍)、銀行等窓口事務。いずれも金融・契約を扱う点が共通しています。

関連する資格

  • 宅地建物取引士
  • ファイナンシャル・プランニング技能士
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 管理業務主任者
  • 住宅ローンアドバイザー

住宅・不動産営業の仕事の傾向

  • 社会的4.01
  • 企業的3.52
  • 慣習的3.33
  • 現実的2.71
  • 研究的2.55
  • 芸術的2.39

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

住宅・不動産営業に近い仕事

職業データの傾向が住宅・不動産営業に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

よくある質問

不動産営業に宅建は必要ですか

営業だけなら必須ではありませんが、重要事項説明は宅建士でなければ行えません。事務所には従業者5人に1人以上の専任宅建士を置く義務があるため、多くの会社が月1〜3万円程度の資格手当を設けています。

不動産営業の年収が高いのはなぜですか

平均年収660.7万円ですが、歩合の比率が高い新築販売や売買仲介に引き上げられた平均です。賃貸仲介は固定給の比率が高く、実態は扱う商材で大きく分かれます。

未経験から不動産営業になれますか

なれます。有効求人倍率2.72倍で未経験可の求人が多く、他業界の営業経験や接客経験が評価されます。ただし顧客が動く土日が繁忙日で、平日休みが基本です。

不動産営業の求人で確認すべきことは何ですか

扱う商材(新築販売・売買仲介・賃貸仲介・投資用)、固定給と歩合の比率、反響営業か新規開拓かの3点です。この3点で働き方がまったく変わります。

住宅・不動産営業の転職を進めるときに読むもの

住宅・不動産営業の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「スカウト型転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。

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自分で探すか、声がかかるのを待つか

住宅・不動産営業の有効求人倍率は2.72倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。

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最終更新:2026-09-18