しごと大全 / 技術・技能の仕事
犬訓練士の仕事内容と年収|家庭犬のしつけから警察犬・盲導犬の育成まで
別名:ドッグトレーナー
犬訓練士は、飼い主から預かった犬のしつけや、警察犬・盲導犬・災害救助犬などとして働く犬の訓練を受け持つ仕事です。訓練所に見習いとして入り、技術を身につけてから団体の認定を受けるのが一般的な道です。統計上の有効求人倍率は0.39倍、求人賃金は月額28.8万円ですが、どちらも犬訓練士を含む広い職業区分の値です。
- 平均年収583.3万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
- 有効求人倍率0.39倍
- 求人賃金(月額)28.8万円令和7年度
- 平均年齢41.7歳
- 就業者数30.9万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間158時間
家庭犬のしつけと使役犬の訓練では何が違いますか
どの犬でも土台になるのは、「座れ」「伏せ」「待て」のような指示に従う基本の訓練です。犬との信頼関係をつくりながら少しずつ進めるもので、家庭で暮らす犬なら、この段階のしつけで十分なことが多くあります。
警察犬や盲導犬のように役割を持つ犬は、その先の専門訓練に進みます。警察犬ならにおいをかぎ分けて人や物を探す訓練、盲導犬なら段差や交差点で止まって視覚障害のある人を安全に導く訓練というように、仕事によって教える中身がまったく異なります。
介助犬や聴導犬など、障害のある人の暮らしを支える犬も広がってきました。訓練の対象が増えたことで、犬訓練士が関わる分野も以前より幅広くなっています。
預かり訓練の毎日はどんな仕事で埋まりますか
訓練には、犬を訓練所で預かる方法と、訓練士が飼い主の家へ出向く出張訓練があります。基本から応用まで腰を据えて教える場合は、預かって訓練するのが一般的です。
預かっている間は、訓練だけでなく食事や排せつの世話、体調の管理も訓練士の役目です。雨の日も暑い日も犬の世話は休めないため、屋外での作業に耐える体力が求められます。
飼い主への説明も大切な仕事です。訓練の進み具合や犬の様子を伝え、家に帰ってからの接し方を教えておかないと、せっかく身についた行動が崩れてしまうことがあります。
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犬訓練士の資格はどこが認定していますか
犬訓練士は国家資格ではありません。日本警察犬協会やジャパンケネルクラブ、日本シェパード犬登録協会などの団体が、それぞれ訓練士の資格を設けており、所定の試験に合格して取得します。
盲導犬の訓練士は、国家公安委員会が指定する訓練施設で研修を受け、盲導犬の訓練施設に採用される必要があります。聴導犬や介助犬の訓練士も、指定された施設での研修と採用が前提です。どの犬を育てたいかで、入るべき場所が変わります。
腕前が目に見える形で問われる場の一つが、各地の警察が行う嘱託警察犬の審査です。民間で育てた犬が審査に合格すると、捜査への協力を依頼される警察犬として指定されます。訓練競技会での成績も、訓練士の評価につながります。
平均年収583.3万円は犬訓練士の収入に近い数字ですか
job tag に載っている平均年収583.3万円と求人賃金28.8万円は、犬訓練士を含む広い職業区分の値です。犬訓練士だけの収入を示したものではないため、そのまま当てはめるのは避けたほうがよいでしょう。
見習いとして訓練所に入る時期は、住み込みに近い形で技術を学ぶところもあり、収入より修業の性格が強くなる場合があります。訓練所や施設に勤めるのか、独立して訓練所を開くのかでも、収入の形は変わります。
収入の目安を知りたいときは、訓練所や盲導犬協会などの募集要項で、給与だけでなく勤務時間や休日、住み込みの有無まで確かめるのが確実です。
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犬が好きなだけでは続かないと言われるのはなぜですか
訓練は同じことを何度も繰り返し、少しずつ形にしていく作業です。思いどおりに進まない日が続いても、犬の様子を見ながら教え方を変えていく根気が欠かせません。
飼い主から大切な犬を預かる責任も伴います。けがや体調の変化にすぐ気づけるよう、毎日の小さな違いに目を配る必要があります。
一方で、育てた犬が試験に受かったり、誰かの生活を支える犬として巣立ったりする場面は、この仕事ならではの手応えです。犬の行動を観察して理由を考えるのが好きな人に向いている仕事だといえます。
犬訓練士の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
犬訓練士に近い仕事
職業データの傾向が犬訓練士に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
調教師競走馬を鍛えてレースに送り出す
獣医師動物の病気やけがを診る国家資格職
- トリマー犬の被毛を整え、清潔に保つ
- 動物園飼育員動物の体調を毎日見て世話をする
よくある質問
国家資格はありません。日本警察犬協会やジャパンケネルクラブなどの団体が訓練士の資格を設けており、訓練所で経験を積んでから試験を受けるのが一般的です。盲導犬などは指定の訓練施設での研修が必要です。
多くの人は、訓練所に見習いとして入って技術を身につけています。専門学校で基礎を学んでから訓練所に入る人もいます。育てたい犬の種類によって入り口が違うため、先に目指す分野を決めておくと進みやすくなります。
job tag の平均年収583.3万円は広い職業区分の値で、犬訓練士の実態を表すものではありません。見習い期間か、勤務か独立かで収入は大きく異なるため、募集要項で個別に確かめる必要があります。
屋外での訓練や犬の世話は天候に関係なく続き、体力が必要です。訓練が思うように進まない時期もあり、根気と、預かった犬に対する責任感が求められます。
犬訓練士を考えている方によく読まれています
犬訓練士の転職を進めるときに読むもの
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自分で探すか、声がかかるのを待つか
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