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学芸員の仕事内容と年収|博物館・美術館で調査と展示を担う専門職
別名:キュレーター
学芸員は、博物館や美術館などで資料を集めて調べ、保存しながら展示や講座を通じて伝える専門職です。有効求人倍率は0.19倍、ハローワークの求人賃金は月額23.4万円。採用は欠員が出たときの少人数が中心で、専門分野の研究実績が問われることも多い職業です。
- 平均年収583.3万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
- 有効求人倍率0.19倍
- 求人賃金(月額)23.4万円令和7年度
- 平均年齢41.7歳
- 就業者数3.1万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間158時間
学芸員は展示のほかにどんな仕事をしていますか
博物館法では、資料の収集、保管、展示、調査研究とそれに関連する事業を学芸員の仕事としています。展覧会の企画は目立つ仕事ですが、その前提には資料を集めて記録し、状態を保ちながら調べる地道な作業があります。
収蔵品の台帳づくり、温度や湿度の管理、ほかの館への貸し出しの手続き、展示パネルや図録の執筆も学芸員が担います。講座やワークショップ、学校の見学への対応など、来館者に向けた教育普及の仕事もあります。
職員の少ない館では、広報、予算の管理、施設の点検まで受け持つことがあります。専門の研究だけをしていられる職場は多くなく、幅広い業務をこなす力が求められます。
学芸員の資格を取る方法は2つあります
最も一般的なのは、大学で博物館に関する科目を履修して学士の学位を得る方法です。博物館実習も含まれ、在学中に館での実習を経験します。
もう1つは、文部科学省が行う学芸員資格認定です。筆記試験で認定を受ける試験認定と、学位や研究歴、博物館での経験などをもとに審査される審査認定があります。大学で科目を取れなかった社会人が使う道です。
資格があっても、それだけで採用が決まるわけではありません。美術史、考古学、歴史、生物、地学など、館が扱う分野を大学院まで学び、論文や調査の実績を持つ人が応募することも多くあります。
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有効求人倍率0.19倍で、採用はどのくらい狭き門ですか
求職者約5人に対して求人が1件の計算ですが、実際の倍率は館や分野によって大きく違います。学芸員の募集は、退職などで席が空いたときに1人だけ採用する形が多く、時期も決まっていません。
公立の館では、自治体が学芸員として専門職採用を行う場合と、一般の職員として採用して配属する場合があります。任期つきの学芸員や、資料整理を担う嘱託職員として経験を積み、正規の募集を待つ人もいます。
博物館法上の博物館には、美術館や歴史博物館のほか、科学館、動物園、水族館、植物園なども含まれます。対象を広げて探すと、自分の専門が生きる館が見つかることもあります。
学芸員の年収はどう考えればいいですか
job tag の平均年収583.3万円は、学芸員以外の専門職も含めた広い区分の値です。収入の目安には、ハローワークの求人賃金の月額23.4万円を使うほうが実態に近いと考えられます。
公立の館の正規職員なら公務員の給与体系、私立の館や企業の美術館ならその法人の給与体系に従います。任期つきや嘱託の職員は、正規職員より収入が低く、更新の上限が決まっていることもあります。
大学の教員や研究機関に移る人、展覧会を企画する会社や美術品を扱う企業に移る人もいます。調査や執筆の実績は、館の外でも専門性を示す材料になります。
関連する資格
- 学芸員
- 学芸員補
学芸員の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
学芸員に近い仕事
職業データの傾向が学芸員に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
図書館司書図書館で資料と利用者をつなぐ
社会学研究者大学や研究機関で調査と論文を書く
図書編集者図録や専門書づくりと仕事が近い
雑誌編集者企画を立てて読み手に伝える
高等学校教員歴史や理科の知識を教える側で生かす
放送記者取材して分かりやすく伝える
よくある質問
博物館で学芸員として働くには、学芸員の資格を持っていることが基本です。大学で博物館に関する科目を取って卒業するか、文部科学省の学芸員資格認定を受けて取得します。
資格があれば応募はできますが、募集が少ないため、専門分野の知識や研究実績が重視されることが多いです。任期つきや嘱託の職員として館で経験を積み、正規の募集に挑む人もいます。
job tag の年収は広い区分の値です。ハローワークの求人賃金は月額23.4万円。公立の正規職員、私立の館の職員、任期つきの職員で収入の水準が大きく違います。
展覧会の準備期間は作業が集中し、資料の運搬や展示作業など体を使う仕事もあります。少人数の館では研究以外の業務も多く、やりたい研究に充てられる時間が限られることがあります。
学芸員の転職を進めるときに読むもの
学芸員の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
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