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経理事務の仕事内容と年収|簿記2級で転職はどこまで変わるか

別名:会計事務員、会計経理事務員

経理事務は、伝票の起票から仕訳、入出金の管理、決算業務まで、会社のお金の流れを記録する仕事です。事務職のなかでは専門性が積み上がり、経験と資格が転職でそのまま評価される数少ない職種です。

  • 平均年収512.2万円残業代・賞与を含む
  • 有効求人倍率0.55倍
  • 求人賃金(月額)25.2万円令和7年度
  • 平均年齢44歳
  • 就業者数152.4万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間159時間

経理事務はどんな仕事ですか

業務は期間で層になっています。日次は伝票の起票、仕訳、入出金の処理、経費精算のチェック。月次は月次試算表の作成、請求と支払の処理、売掛金・買掛金の管理。年次は決算整理、税理士や監査法人との対応、税務申告の資料作成です。

会社の規模で担当範囲が変わります。中小企業では1人が日次から決算まで通しで担当することが多く、大企業では債権管理、固定資産、連結、税務と細かく分業されます。転職では「どこまでやったか」が最も見られる点です。

実務ではクラウド会計ソフトと自動仕訳の導入が進んでいます。入力作業は減る一方で、仕訳の妥当性を判断する力や、税制改正への対応といった部分の重みが増しています。

平均年収512.2万円と求人賃金25.2万円の差は何ですか

512.2万円は賃金構造基本統計調査の値で、経理部門の管理職や勤続年数の長い正社員を含んだ平均です。統計は職業分類に対応した区分の値なので、経理事務だけを切り出した数字ではありません。

一方、ハローワークの求人賃金は月額25.2万円。これから経理事務に入る人が見るべきはこちらです。ただし一般事務の21.6万円、医療事務の20.7万円と比べると、事務職のなかでは明確に高い部類に入ります。

経理は年数と担当範囲で収入が伸びる職種です。日次処理だけの段階と、決算を締められる段階では、転職時の評価が別物になります。

有効求人倍率0.55倍は厳しいですか

0.55倍は、求職者1人に対して求人が0.55件という意味です。数字だけ見れば厳しい水準ですが、一般事務の0.29倍と比べると倍近くあります。事務職のなかでは相対的に求人が出ている職種です。

この倍率が示しているのは、未経験者にとって狭いということです。経理は実務経験のある人が優先されやすく、経験者と未経験者で入りやすさが大きく違います。

逆に、経験を持っている人にとっては転職しやすい職種です。経理の実務は会社が変わっても通用するため、業界を変えても経験が無駄になりません。

未経験から経理事務に転職できますか

できますが、入口を選ぶ必要があります。現実的なルートは3つです。今の会社で経理部門に異動する、中小企業の経理補助として入る、会計事務所や記帳代行会社で経験を積む。

会計事務所は未経験募集が比較的多く、複数社の記帳を通して短期間で仕訳の量をこなせます。給与は高くありませんが、2〜3年で企業経理に移る足がかりになります。

未経験で応募する場合、日商簿記2級はほぼ前提になります。3級では意欲の証明にとどまり、2級から実務の土台があると見なされます。

日商簿記は何級まで必要ですか

求人票で条件として挙がるのは日商簿記2級です。3級は経理の入口としては足りず、2級で仕訳・決算の基本が身についていると判断されます。

1級は税理士試験の受験資格にもなる水準で、経理の求人で必須とされることは多くありません。ただし上場企業の連結決算や管理会計に進みたい場合は評価されます。

資格より重視されるのは実務です。月次を締めた経験、決算に関わった範囲、使用した会計ソフト。この3点を具体的に書けるかどうかで、書類の通り方が変わります。

関連する資格

  • 日商簿記2級
  • 日商簿記1級
  • 日商簿記3級
  • FASS検定
  • 給与計算実務能力検定
  • MOS Excel

経理事務の仕事の傾向

  • 慣習的3.23
  • 企業的3.02
  • 現実的2.89
  • 社会的2.78
  • 研究的2.70
  • 芸術的2.17

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

経理事務に近い仕事

職業データの傾向が経理事務に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

よくある質問

経理事務に簿記は必須ですか

法律上は不要ですが、求人では日商簿記2級を条件に挙げるものが多くあります。未経験から応募する場合は2級がほぼ前提です。経験者は資格より実務範囲で評価されます。

未経験で経理に入るにはどうすればいいですか

現職で経理部門に異動する、中小企業の経理補助として入る、会計事務所や記帳代行会社で経験を積む、の3つが現実的です。会計事務所は未経験募集が比較的多く、2〜3年で企業経理に移る足がかりになります。

経理はAIでなくなりますか

入力と仕訳の自動化は進んでいます。減るのは転記作業で、仕訳の妥当性の判断、税制改正への対応、決算の取りまとめといった部分は残ります。日次入力だけの経験にとどめないことが対策になります。

経理事務と一般事務はどちらが年収が高いですか

求人賃金(月額)で比べると経理事務25.2万円、一般事務21.6万円で、経理のほうが高い水準です。有効求人倍率も経理0.55倍に対し一般事務0.29倍で、求人の出方も経理のほうが多くなっています。

経理事務の転職を進めるときに読むもの

経理事務の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「市場価値」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。

市場価値の記事を見る

自分で探すか、声がかかるのを待つか

経理事務の有効求人倍率は0.55倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。

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最終更新:2026-09-18