しごと大全 / 運輸の仕事
航空管制官の仕事内容と年収|採用試験から現場で一人立ちするまで
航空管制官は、無線で航空機のパイロットに指示や情報を伝え、空港や上空で航空機どうしの安全な間隔を保つ国家公務員です。統計上の有効求人倍率は0.51倍、求人賃金は月額24.6万円ですが、いずれも広い職業区分の値で、実際の採用は国の採用試験を通じて行われます。
- 平均年収583.3万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
- 有効求人倍率0.51倍
- 求人賃金(月額)24.6万円令和7年度
- 平均年齢41.7歳
- 就業者数1.8万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間158時間
航空管制官は空港と上空でそれぞれ何をしていますか
空港の管制塔では、滑走路への進入や離陸、地上での移動の順番を決めて許可を出します。空港周辺のレーダー管制では、出発機を航空路へ送り出し、到着機を着陸の順に並べます。
空港から離れた上空は、航空交通管制部がレーダーで受け持ちます。高度や速度、針路を指示して、航空機どうしが近づきすぎないように間隔を保ちます。天候の悪い空域を避けたいといった要望にも、周りの交通と調整しながら応えます。
どの持ち場でも、交信は英語で行うのが基本です。担当する空域の航空機が増える時間帯は、短い間に多くの判断を重ねることになります。
航空管制官になるまでにどんな段階がありますか
国土交通省の航空管制官採用試験に合格すると、航空保安大学校で基礎研修を受けます。航空法規や気象、管制の方式に加え、シミュレーターを使った訓練や英語の訓練を重ねます。
研修を終えると全国の空港や航空交通管制部に配属されますが、すぐに一人で管制を受け持つわけではありません。配属先の空域や空港ごとに訓練を受け、必要な技能の証明を取ってから、担当できる業務が広がっていきます。
採用試験には受験できる年齢の上限があるため、目指すなら早めに受験案内を確認しておく必要があります。学部は問われず、文系出身の管制官もいます。
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有効求人倍率0.51倍は管制官の採用と関係がありますか
0.51倍は、航空管制官を含む広い職業区分のハローワーク求人の値です。航空管制官は国家公務員として採用試験で選ばれるため、ハローワークの求人で採用されるわけではなく、この倍率は目安になりにくいと考えられます。
実際の競争の度合いを知りたいときは、国土交通省が公表している採用試験の申込者数や合格者数を見るほうが確かです。年度によって採用予定数は変わります。
転職で目指す場合も、年齢の上限の範囲であれば同じ採用試験を受けることになります。民間で英語を使ってきた経験は、試験や研修の英語で生きることがあります。
交替制勤務の働き方と収入はどうなっていますか
24時間運用の空港や航空交通管制部では、早番・遅番・夜勤を組み合わせた交替制で働きます。集中力を保つため、管制卓に着く時間と休憩を交互に取る運用が一般的です。
給与は国家公務員の給与制度に沿って決まり、夜間の勤務や管制業務に応じた手当が加わります。job tag の平均年収583.3万円とハローワークの求人賃金24.6万円は、いずれも別の職業も含む区分の値なので、収入の目安には人事院や国土交通省の公表資料を使うほうが確かです。
数年ごとに全国の空港や管制部へ異動があります。住む場所が変わることを前提に考えておく必要がある職業です。
関連する資格
- 航空無線通信士
航空管制官の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
航空管制官に近い仕事
職業データの傾向が航空管制官に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
パイロット管制官の指示を受けて航空機を操縦する
航空整備士空港で航空機の安全を支える
気象予報士天気の判断で運航に関わる
電車運転士指令と連携して安全運行を守る
電気通信技術者無線やレーダーなどの設備を扱う
テレビ・ラジオ放送技術者放送設備を止めずに運用する技術職
よくある質問
受験の段階で特別な資格は求められません。航空管制官採用試験に合格して採用されたあと、研修と配属先での訓練を経て、担当する業務に必要な技能の証明を取ります。
受験できる年齢の範囲内であれば、社会人でも採用試験を受けられます。年齢の上限があるため、受験案内で最新の要件を確認してください。
国家公務員の給与制度に沿って決まり、夜勤や管制業務の手当が加わります。job tag やハローワークの数値は広い区分の値なので、人事院や国土交通省の資料で確認するのが確実です。
交替制で夜勤があり、交通の多い時間帯は高い集中力が続きます。訓練段階で技能の証明が取れるまで時間がかかることもあり、学び続ける覚悟が求められる仕事です。
航空管制官の転職を進めるときに読むもの
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航空管制官の有効求人倍率は0.51倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
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