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電気通信技術者の仕事内容と年収|求人倍率3.88倍、通信網を設計・保守する技術職
別名:電気通信施設技術者、ネットワーク技術者
電気通信技術者は、光ファイバー網や携帯電話の基地局、交換・伝送の設備など、通信を支える設備を設計・構築・保守する仕事です。平均年収609.8万円、有効求人倍率3.88倍、求人賃金は月額33.1万円。ハローワークの求人に対して求職者が少なく、資格と現場経験のある人は選べる立場にあります。
- 平均年収609.8万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率3.88倍
- 求人賃金(月額)33.1万円令和7年度
- 平均年齢42.2歳
- 就業者数20.7万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間160時間
電気通信技術者はどんな設備を扱いますか
対象は、電話やインターネットの通信を運ぶ設備全般です。局舎内の交換機や伝送装置、局と家庭・企業を結ぶ光ケーブルなどの線路設備、携帯電話の基地局やマイクロ波の中継設備、放送の送信設備などがあります。
仕事の段階で見ると、通信需要を見込んだ設備計画と設計、工事の施工管理と試験、開通後の監視と保守、障害時の復旧に分かれます。通信事業者の社員が計画や監督を担い、工事会社や保守会社が現場を担う分業が一般的です。
同じ電気の技術でも、電力設備を扱う電気技術者とは対象が異なります。電気通信技術者は信号を正しく届けることが目的で、伝送の品質、無線の電波、ネットワークの経路といった知識が中心になります。
有効求人倍率3.88倍をどう読めばいいですか
求職者1人に対して、ハローワークに約3.9件の求人がある状態です。技術職のなかでも高い水準で、通信工事や保守の会社を中心に人手を求めていることがうかがえます。
背景としては、光回線や基地局の整備・更新が続く一方で、現場を担う技術者の高齢化が進んでいることが考えられます。ただし倍率はハローワーク経由の求人に限った数字で、大手通信事業者の新卒・中途採用の状況をそのまま表すものではありません。
求人賃金は月額33.1万円です。平均年収609.8万円はヘルプデスクやIT運用などと同じ統計区分の値なので、通信工事や保守の求人では、資格手当・夜間対応手当・出張の有無まで含めて比べると実態に近づきます。
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電気通信主任技術者と陸上無線技術士は何が違いますか
電気通信主任技術者は、電気通信事業者が事業用の設備の工事・維持・運用を監督させるために選任する国家資格者です。伝送交換と線路の2種類があり、どちらも総務省所管の試験で取得します。
陸上無線技術士は、基地局や放送局などの無線設備の技術的な操作を行うための無線従事者資格です。第一級は扱える設備の範囲が広く、放送局や大規模な無線局で求められます。陸上特殊無線技士は、より限られた範囲の無線設備を扱う資格で、基地局工事の現場で求められることが多い資格です。
端末設備をネットワークにつなぐ工事には、工事担任者という別の資格があります。どの資格が効くかは、事業者側で監督する立場か、無線の現場か、有線の現場かで変わります。
電気工事やIT運用の経験から移れますか
電気工事士として配線や施工管理の経験がある人は、線路設備や基地局工事の現場で経験を活かしやすい立場です。高所作業や安全管理の経験も評価されます。
サーバやネットワークの運用経験がある人は、通信事業者のネットワーク運用・監視部門や、ルーターなどの伝送装置の設定・保守に近い業務から入る道があります。IPネットワークの知識は、通信設備の側でも求められる場面が増えています。
未経験の場合は、工事会社の見習いや保守の補助から始め、陸上特殊無線技士や工事担任者のように比較的取りやすい資格から積み上げるのが現実的です。夜間の工事や障害対応がある職場かどうかは、事前に確認してください。
関連する資格
- 電気通信主任技術者
- 第一級陸上無線技術士
- 第二級陸上無線技術士
- 第一級陸上特殊無線技士
- 工事担任者
電気通信技術者の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
電気通信技術者に近い仕事
職業データの傾向が電気通信技術者に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
電気技術者電力設備の設計と保安。対象が異なる
電気工事士配線と施工の現場。経験を活かしやすい
送電線工事高所の架線作業。現場の近い仕事
システムエンジニア(基盤システム)サーバとネットワークの設計
運用・管理(IT)システムの監視と保守
電子機器技術者通信機器そのものの開発
よくある質問
仕事に応じて異なります。事業用設備の工事や運用を監督する立場では電気通信主任技術者、無線設備を扱う現場では陸上無線技術士や陸上特殊無線技士、端末設備の接続工事では工事担任者が求められます。
なれる道はあります。通信工事会社や保守会社の見習い・補助から入り、陸上特殊無線技士や工事担任者など比較的取りやすい資格から積み上げる方法が一般的です。電気工事やネットワーク運用の経験があれば説明材料になります。
統計上の平均年収は609.8万円、ハローワーク求人の賃金は月額33.1万円です。平均年収はIT系の技術者と同じ統計区分の値なので、求人では資格手当や夜間対応の手当まで含めて比べてください。
通信を止めないために、利用者の少ない夜間に工事をしたり、障害時に呼び出しがあったりする職場があります。基地局や電柱での高所作業もあるため、勤務体制と作業内容を事前に確認することをおすすめします。
電気通信技術者を考えている方によく読まれています
電気通信技術者の転職を進めるときに読むもの
電気通信技術者の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
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