しごと大全 / 医療の仕事
歯科技工士の仕事内容と年収|月172時間、手仕事とデジタルの国家資格
別名:歯科技工士
歯科技工士は、歯科医師の指示書に基づいて、入れ歯、被せ物、詰め物、矯正装置などを作る国家資格職です。平均年収458.6万円、有効求人倍率1.21倍。月間労働時間は172時間で、医療職のなかでは長めの数字です。
- 平均年収458.6万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率1.21倍
- 求人賃金(月額)28.7万円令和7年度
- 平均年齢41.6歳
- 就業者数3.9万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間172時間
歯科技工士はどんな仕事ですか
歯科医院で取った型や口の中のスキャンデータをもとに、一人ひとりに合う補綴物(ほてつぶつ)を作ります。金属、セラミック、樹脂など、材料ごとに加工の方法が違います。
入れ歯、クラウン(被せ物)、インレー(詰め物)、ブリッジ、矯正装置など、担当する分野を決めて専門性を高める人が多い仕事です。
患者と直接関わる機会は少なく、ものづくりの比重が大きい医療職です。
月間労働時間172時間の背景
今回まとめた医療職の多くが157〜159時間であるなかで、172時間は長い数字です。納期に合わせて作業が集中しやすいことが影響していると考えられます。
働く場所の多くは歯科技工所です。小規模な技工所が多く、勤務時間や休日の条件は事業所ごとの差が大きい職種です。
歯科医院や病院に所属する院内技工士は、患者の口の中を直接確認しながら仕事ができる利点があります。求人数は技工所より少なめです。
デジタル化で仕事はどう変わっていますか
CAD/CAMや3Dプリンター、口腔内スキャナーの普及で、画面上で設計して機械で削り出す工程が増えています。
手作業の技術が不要になるわけではありませんが、デジタルの設計ソフトを扱えるかどうかが職場選びや転職の材料になりつつあります。
歯科材料や機器のメーカーで、技工の知識を生かしてサポートや営業を担当する道もあります。
有効求人倍率1.21倍と資格の取り方
求職者1人に対して求人が1.21件です。ハローワークの求人賃金は月額28.7万円で、医療技術職のなかでは高めの募集額です。
歯科技工士の就業者は高齢化が進んでいるとされ、若い世代の担い手をどう確保するかが業界の課題になっています。
資格は、2年制以上の養成校で学んで国家試験に合格すると取得できます。経験を積んで独立し、技工所を開業する人もいます。
関連する資格
- 歯科技工士
歯科技工士の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
歯科技工士に近い仕事
職業データの傾向が歯科技工士に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
よくある質問
統計上の月間労働時間は172時間で、医療職のなかでは長めです。納期に合わせて作業が集中しやすく、職場ごとの差も大きいので、勤務時間の実態を確認して選ぶことが大切です。
平均年収は458.6万円、ハローワークの求人賃金は月額28.7万円です。独立開業した場合は受注量によって大きく変わります。
2年制以上の養成校で必要な課程を修め、国家試験に合格する必要があります。
高齢化で入れ歯などの需要は続く一方、デジタル化で仕事の進め方が変わりつつあります。CAD/CAMなどの技術を身につけると選択肢が広がります。
歯科技工士の転職を進めるときに読むもの
歯科技工士の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
歯科技工士の有効求人倍率は1.21倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
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