「告示研修を受けていないと不採用」は本当か。臨床検査技師・診療放射線技師の面接でよくある4つの思い込み
臨床検査技師や診療放射線技師の面接について調べると、「告示研修を受けていないと採用されない」「経験した検査は多いほどよい」といった話を目にします。
どれも一部は当たっていますが、そのまま信じると準備の方向がずれることがあります。よくある4つの思い込みを、事実と面接での話し方に分けて整理します。
思い込み1:告示研修を修了していないと、面接で落とされる?
2021年10月1日から、臨床検査技師と診療放射線技師の業務範囲が広がりました。日本臨床衛生検査技師会や日本診療放射線技師会の案内では、追加された業務を行うには、厚生労働大臣が指定する研修(告示研修)の修了が求められます。臨床検査技師では、2024年4月1日より前に免許を取った人などが対象です。
ただ、修了していることを採用の条件にしているかどうかは施設によって違います。追加された業務を担当してほしい施設では確かめられることがある、と考えておくのが現実的です。
告示研修は、基礎研修を終えて、実技講習を来年の春に受ける予定です。
未修了なら、予定や時期を一言で伝えれば話がつながります。
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思い込み2:経験した検査の数は多いほど評価される?
面接する側が知りたいのは、数よりも応募先で必要な検査に、どこまで一人で対応できるかです。
心エコーは年間およそ600件担当し、一人で所見の下書きまで行っていました。腹部エコーは、指導を受けながら担当していました。
のように、検査ごとに「一人でできる」「補助ならできる」を分けて話すと、配置のイメージを持ってもらいやすくなります。

思い込み3:当直や夜勤のことは、面接で聞かないほうがいい
聞いて構いません。むしろ、入ってから差が出やすいのが当直の中身です。
- 当直は月に何回か、一人当直か
- 当直中に対応する検査の範囲(緊急の輸血検査、CTなど)
- 当直明けの勤務はどうなっているか
求人票のどこを見れば当直の重さが分かるかは、臨床検査技師・診療放射線技師の求人は、どこを見れば当直の重さが分かるかにまとめています。
思い込み4:病院から健診センターへの転職は「楽をしたい」と見られる?
転職の理由を、そこでこそ活かせる経験の話にすれば、そう受け取られることは少なくなります。施設によって、面接で聞かれやすいことも違います。
| 施設 | 聞かれやすいこと |
|---|---|
| 病院 | 当直・オンコールに入れるか、緊急検査の経験 |
| クリニック | 一人で任される範囲、受付や採血など検査以外の業務 |
| 健診センター | 決まった時間で多くの人を検査した経験、受診者への説明 |
| 検査センター | 大量の検体を扱った経験、精度管理 |
応募先の欄に当てはまる経験を、一つ選んで話を組み立てます。
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今日やるとしたら
これまで担当した検査を書き出し、それぞれに「一人でできる」「補助ならできる」「未経験」の印をつけてください。
告示研修の修了状況も一行添えておくと、面接でそのまま使える経験の一覧になります。
よくある質問
- 告示研修を受けていないと、転職で不利になりますか?
- 採用の条件にしているかどうかは施設によって違います。ただ、追加された業務を担当してほしい施設では、修了しているかを確かめられることがあります。未修了なら、受講の予定や時期を伝えておくと話がつながりやすくなります。
- 当直や夜勤について、面接で聞いてもよいですか?
- 聞いて構いません。月に何回か、一人当直か、当直明けの勤務はどうなっているかは、入ってからの働き方に直結します。「当直の回数と、当直中に対応する検査の範囲を教えてください」のように、具体的に聞くと答えてもらいやすくなります。
- 病院から健診センターへの転職は、面接でどう説明すればよいですか?
- 「楽をしたい」ではなく、健診センターでこそ活かせる経験を中心に話すと伝わりやすくなります。多くの受診者を正確に、決まった時間で検査してきた経験や、受診者への説明の経験などを具体的に話します。
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