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視能訓練士の仕事内容と年収|眼科の検査を担う求人倍率2.73倍の国家資格
別名:CO、ORT
視能訓練士は、眼科で視力・視野・眼圧などの検査を行い、斜視や弱視の子どもに視機能の訓練を行う国家資格職です。平均年収443.6万円、有効求人倍率2.73倍。眼科クリニックを中心に、日勤で働ける職場が多い仕事です。
- 平均年収443.6万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率2.73倍
- 求人賃金(月額)25.2万円令和7年度
- 平均年齢36.2歳
- 就業者数2.7万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間157時間
視能訓練士はどんな仕事ですか
仕事の大部分は眼科の検査です。視力、屈折、眼圧、視野、眼底写真、光干渉断層計(OCT)などの検査を行い、医師が診断するための情報をそろえます。
もうひとつの柱が視能訓練です。斜視や弱視のある子どもに対して、眼鏡の装用指導や遮閉訓練などを行い、見る力の発達を支えます。
集団健診での視機能検査、ロービジョンの人への補助具の選定や生活の相談も担当します。
検査では、患者に合図を出してもらう、一点を見続けてもらうといった協力が欠かせません。高齢の患者や小さな子どもでも正しい結果が出るよう、声のかけ方や検査の順番を工夫するところに、この仕事の技術が表れます。
有効求人倍率2.73倍と働く場所
求職者1人に対して求人が2.73件あり、求人は多い状態です。有資格者の数が看護師や理学療法士と比べて少ないことが背景にあります。
働く場所は眼科クリニックが最も多く、ほかに総合病院の眼科、大学病院、健診センター、眼鏡・コンタクトレンズ関連の企業などがあります。
眼科クリニックは日勤のみで、夜勤や当直がないのが一般的です。白内障手術を行うクリニックでは手術前後の検査が多く、1日の検査件数が多くなる傾向があります。
同じ眼科でも、一般の外来が中心のクリニック、白内障や網膜の手術が多い施設、小児の斜視・弱視に力を入れている施設では、担当する検査の種類がかなり違います。応募の前に、どの分野の患者が多いかを確かめておくと、入ってからの仕事を想像しやすくなります。
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年収と求人賃金の見方
平均年収443.6万円は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と同じ統計区分の値です。視能訓練士だけの年収ではない点に注意してください。
ハローワークの求人賃金は月額25.2万円です。夜勤手当がない職場が多いため、基本給と賞与がそのまま収入の差になります。
経験を積むと、検査の精度と速さ、小児の検査への対応力が評価されます。手術件数の多いクリニックや大学病院での経験は、転職時に説明しやすい材料になります。
小児の斜視・弱視の訓練や、ロービジョンの相談は、どの職場でも経験できるわけではありません。検査の件数をこなす力に加えて、こうした分野の経験を持っていると、病院や専門外来のある施設に移るときに強みとして伝えやすくなります。
視能訓練士になるにはどうすればいいですか
養成校(3年制以上)や大学で必要な課程を修めて国家試験に合格する必要があります。大学や短大で指定の科目を修めた人は、1年制以上の養成校で学んで受験できるルートがあります。
眼科の検査は看護師や資格のない検査員も担当していることがありますが、視能訓練は視能訓練士の専門業務です。
資格を取ったあとも、検査機器の更新や新しい検査法に合わせた学び直しが続く仕事です。
国家試験は年に1回行われます。養成校では、眼の解剖や生理、検査の理論に加えて、病院や眼科クリニックでの臨床実習があり、実際の患者の検査を経験してから資格を取る流れになっています。
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眼科クリニックで働く視能訓練士の1日
診療の開始前に、検査機器の電源を入れ、精度の確認や較正を行います。外来が始まると、受付を済ませた患者から順に視力や眼圧を測り、医師の診察の前に必要な検査をそろえていきます。待ち時間が長くならないよう、検査の順番を組み替えながら進めるのが日常の動きです。
午後は、手術を予定している患者の術前検査、視野検査のように時間のかかる検査、小児の視能訓練などに充てるクリニックが多くあります。眼内に入れるレンズの度数を決めるための測定は、手術の結果に直結するため、特に丁寧さが求められる検査です。
検査の結果は医師が診断に使うため、数値だけでなく、患者の様子や検査中に気づいたことを記録に残します。説明や生活の相談に時間を割く場面もあり、検査の手際と、相手に合わせた話し方の両方が毎日使われる仕事です。
視能訓練士の求人票で確かめたいこと
まず、1日の外来患者数と、視能訓練士が何人で検査を回しているかです。同じ日勤のみの職場でも、患者数に対して人数が少ないと、検査を急ぐ場面が増え、休憩や定時での退勤に影響します。
次に、手術の有無と、扱っている検査機器の種類です。OCTや視野計、手術前の測定機器などに触れられる職場は、経験の幅を広げやすくなります。小児の視能訓練を行っているかどうかも、身につけたい技術によって大事な判断材料です。
土曜日や夕方の診療があるか、休診日がいつかも確認しておきたい点です。眼科クリニックは土曜日に外来を開くところが多く、平日に休みがある形になることもあります。学会や研修への参加を勤務として扱うかどうかも、長く働くうえで差が出るところです。
関連する資格
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視能訓練士の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
視能訓練士に近い仕事
職業データの傾向が視能訓練士に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
よくある質問
多い状態です。有効求人倍率は2.73倍で、有資格者が少ないことが背景にあります。眼科クリニックからの求人が中心です。
眼科クリニックが主な職場で、夜勤や当直はないのが一般的です。総合病院でも眼科に夜勤がある例は多くありません。
統計上の平均年収は443.6万円ですが、これはリハビリ職と同じ区分の値です。ハローワークの求人賃金は月額25.2万円です。
なれます。大学や短大で指定科目を修めていれば1年制以上の養成校、それ以外は3年制以上の養成校で学び、国家試験を受験します。
視能訓練士の転職を進めるときに読むもの
視能訓練士の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
視能訓練士の有効求人倍率は2.73倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
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