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言語聴覚士の仕事内容と年収|求人倍率4.67倍の「話す・食べる」の専門職
別名:ST、言語聴覚士
言語聴覚士(ST)は、ことば・聞こえ・飲み込みに障害のある人に検査と訓練を行う国家資格職です。平均年収443.6万円、有効求人倍率4.67倍。リハビリ3職種のなかで有資格者が少なく、求人に対して人が足りていない状態が続いています。
- 平均年収443.6万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率4.67倍
- 求人賃金(月額)27万円令和7年度
- 平均年齢36.2歳
- 就業者数2.7万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間157時間
言語聴覚士はどんな仕事ですか
対象は大きく3つです。脳卒中の後遺症などで言葉が出にくくなる失語症や構音障害、加齢や病気で食べ物を飲み込みにくくなる摂食嚥下障害、そして聞こえの障害です。検査で状態を評価し、訓練の計画を立てて実施します。
小児の領域もあります。ことばの発達の遅れ、発音の誤り、吃音などに対して、療育センターや児童発達支援の事業所で子どもと家族に関わります。成人の病院とは仕事の進め方がかなり違います。
働く場所は病院のリハビリテーション科が中心で、ほかに介護老人保健施設、訪問リハビリ、デイケア、耳鼻咽喉科クリニック、療育施設などがあります。
訓練の結果は、すぐに目に見える形で表れないこともあります。患者や家族の気持ちに寄り添いながら、小さな変化を記録し、目標を少しずつ調整していく根気が求められる仕事です。
病院で働く言語聴覚士の1日の流れ
朝は病棟で担当患者の状態を確認し、看護師から夜間の様子や食事の摂れ具合を聞くところから始まります。その後は、1人あたりの時間を区切った個別訓練を、外来や病棟で順に行っていきます。
昼食の時間帯には、飲み込みに不安のある患者の食事場面に立ち会い、姿勢や一口の量、食べ物の形が合っているかを確かめることがあります。医師が行う嚥下の検査に同席し、結果をもとに食形態を提案する場面もあります。
夕方は、カルテへの記録、訓練計画の見直し、多職種のカンファレンスへの参加などにあてます。退院が近い患者には、家族に食事の介助方法やコミュニケーションの工夫を伝える指導も行います。
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有効求人倍率4.67倍の背景
求職者1人に対して求人が4.67件ある状態です。理学療法士と同じ水準で、医療職のなかでも高い部類に入ります。
背景にあるのは有資格者の少なさです。理学療法士や作業療法士に比べて養成校と国家試験合格者の数が少なく、1つの病院に1〜2人しか配置されていないことも珍しくありません。
高齢化で嚥下障害への対応の需要は増える方向にあります。ただし求人の多さと待遇の高さは別の話で、求人賃金は月額27万円と、リハビリ職の水準の範囲に収まっています。
求人が多い職種でも、職場によって教育体制や担当する領域には差があります。選べる立場にあるからこそ、条件の数字だけでなく、どんな患者を担当し、誰から学べるのかを比べて選ぶことが、長く働き続けるうえで大切になります。
理学療法士・作業療法士とどう違いますか
理学療法士は立つ・歩くなどの基本動作、作業療法士は食事・着替えなどの生活動作と心のリハビリを担当します。言語聴覚士が担うのは、話す・聞く・食べるという口とのどに関わる機能です。
訓練の中身も違います。身体を動かす訓練が中心の2職種に対して、言語聴覚士は机上の課題、発声や口の運動、食形態の調整などが中心になります。医師、看護師、管理栄養士と連携して食事の形を決める場面も多くあります。
ひとりで担当する範囲が広いため、職場によっては成人も小児も、失語も嚥下も一人で見ることになります。入職前に、先輩の言語聴覚士が何人いるかを確認しておくと安心です。
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言語聴覚士の求人を職場ごとに比べるときのポイント
急性期の病院では、発症直後の患者の評価と早い時期からの嚥下への対応が中心で、担当する患者の入れ替わりが速くなります。回復期リハビリテーション病棟では、同じ患者に数か月かけて訓練を重ねることが多く、変化を追いやすい環境です。
介護老人保健施設や訪問リハビリでは、生活の場での食事やコミュニケーションの支援が中心になり、介護職や家族と一緒に工夫を考える場面が増えます。小児の療育施設では、子どもの発達段階に合わせた関わりと保護者への説明が仕事の大きな部分を占めます。
求人票では、言語聴覚士の在籍人数、新人の教育体制、1日に担当する患者数の目安、成人と小児のどちらが中心かを確認しておくと、入職後の働き方を具体的に思い描けます。
言語聴覚士になるにはどうすればいいですか
国家試験の受験資格が必要です。高校卒業後に3〜4年制の養成校で学ぶルートと、4年制大学を卒業したあとに2年制の養成課程で学ぶルートがあります。
後者は社会人からの転職で使われることが多いルートです。夜間課程を置く養成校は限られるため、2年間は学業に専念する前提で資金計画を立てる人が多いです。
資格を取ったあとは、嚥下や失語など分野ごとの研修や認定制度で専門性を深めていくことができます。
養成校の在学中には、病院や施設での臨床実習があります。実習先の領域によって経験できる内容が違うため、成人か小児か、どの分野に関心があるかを実習の段階から意識しておくと、就職先を選ぶときの判断材料になります。
関連する資格
- 言語聴覚士Amazonで本を見る
PR Amazonのアソシエイトとして、JOBLINKAは適格販売により収入を得ています。
言語聴覚士(ST)の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
言語聴覚士(ST)に近い仕事
職業データの傾向が言語聴覚士(ST)に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
理学療法士(PT)基本動作のリハビリ。求人倍率4.67倍
作業療法士(OT)生活動作と心のリハビリ
視能訓練士眼科の検査と訓練。国家資格
臨床検査技師検査の専門職。聴力検査も担う
看護師病棟で嚥下ケアを一緒に担う
医療ソーシャルワーカー退院と生活の相談を担当
よくある質問
多い状態です。有効求人倍率は4.67倍で、求職者1人に対して4件以上の求人があります。有資格者が少ないことが大きな理由です。
なれます。4年制大学を卒業していれば、2年制の養成課程を経て国家試験を受験できます。在学中の2年間の学費と生活費の計画が必要です。
平均年収は443.6万円、ハローワークの求人賃金は月額27万円です。理学療法士・作業療法士と近い水準で、職場の種類や地域によって差があります。
病院のリハビリ科が中心で、介護老人保健施設、訪問リハビリ、耳鼻咽喉科、療育施設、児童発達支援の事業所などがあります。成人か小児かで職場が大きく分かれます。
言語聴覚士(ST)の転職を進めるときに読むもの
言語聴覚士(ST)の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
言語聴覚士(ST)の有効求人倍率は4.67倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
言語聴覚士(ST)の経験と希望を置いておくだけで、合う職場から声が届く転職サービスを準備しています。
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名前や勤務先は、あなたが「話したい」と返すまで企業に見えません。
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