学習塾講師のイラスト

しごと大全 / 教育・保育の仕事

学習塾講師の仕事内容と年収|資格不要、集団指導と個別指導の違い

別名:塾講師、学習塾教師、塾の先生

学習塾講師は、小・中・高校生に教科の指導を行い、受験や成績向上を支える仕事です。資格は必要なく、有効求人倍率1.44倍。正社員の講師は、授業に加えて生徒募集や保護者対応など教室の運営にも関わります。

  • 平均年収442万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
  • 有効求人倍率1.44倍
  • 求人賃金(月額)25.6万円令和7年度
  • 平均年齢38.3歳
  • 就業者数22.6万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間165時間

学習塾講師はどんな仕事ですか

授業の準備と実施、宿題や小テストの管理、模試の結果の分析、志望校に合わせた学習計画づくりが中心です。

正社員の講師は、保護者との面談、入塾の説明、季節講習の企画と生徒募集、アルバイト講師の採用と育成なども担当します。教室の売上に責任を持つ立場になることもあります。

授業が学校の後の時間帯になるため、勤務は午後から夜が中心です。土日にテスト対策や講習が入ることもあります。

授業の前には、その日の授業内容の確認と板書や教材の準備、欠席した生徒への連絡などを行います。授業の後には、生徒の理解度の記録や、質問への対応、保護者への報告が続くことがあります。

集団指導と個別指導はどう違いますか

集団指導は、1人の講師が教室で10人以上の生徒に授業をする形式です。教科の専門性と授業の技術が求められ、受験学年の指導では実績が評価につながります。

個別指導は、講師1人が1〜3人程度の生徒を担当する形式です。授業は大学生のアルバイト講師が担当し、正社員は教室長として運営を担うことが多い形です。

どちらを選ぶかで仕事の中身は大きく変わります。教えることに集中したいのか、教室の運営に関わりたいのかを考えて選ぶことが大切です。

映像授業を中心にした塾では、講師が授業をする時間は少なく、生徒の学習の進み具合を管理し、面談で計画を立て直す役割が中心になります。同じ塾講師の求人でも、授業をする仕事なのか、学習を管理する仕事なのかを見分ける必要があります。

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学習塾講師の1日と1年の流れ

正社員の講師は、昼過ぎに出勤して、授業の準備や教材の作成、保護者への電話、事務作業を進めます。生徒が学校から来る夕方から夜にかけてが授業の時間で、終業は夜遅くになることが多い働き方です。

1年の中では、春・夏・冬の季節講習の時期に授業のコマ数が増えます。講習の前には、案内の配布や体験授業など生徒募集の仕事が重なり、忙しさの波がはっきりしている職業です。

受験学年を担当する場合は、秋から冬にかけて志望校の決定や出願の相談、直前の対策授業が続きます。受験が終わると、新年度の生徒募集とクラスの編成が始まります。

定期テストの前には、学校ごとの出題範囲に合わせた対策授業や自習室の対応が増えます。担当する生徒の学校が複数ある教室では、学校ごとの進度や教科書の違いを把握しておくことも講師の仕事に含まれます。

有効求人倍率1.44倍と求人賃金25.6万円

求職者1人に対して求人が1.44件あります。少子化で生徒数は減る方向にありますが、塾の数は多く、講師の求人は継続して出ています。

ハローワークの求人賃金は月額25.6万円です。統計上の平均年収は広い職業区分の値のため、学習塾講師の実態を見るには求人賃金を目安にしてください。

授業のコマ数や生徒募集の成果が給与に反映される塾もあります。基本給、手当、残業の扱いを求人で確認しておくとよいでしょう。

アルバイトの講師では、授業1コマごとに給与が決まる形が多く見られます。授業の前後の準備や報告、面談などの時間がどのように扱われるかは、雇用契約の内容で確認しておきたい点です。

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未経験から学習塾講師になれますか

資格は必要なく、未経験から応募できる求人が多くあります。担当する教科と学年の内容を教えられることが前提になります。

営業や接客の経験は、保護者対応や生徒募集で生かせます。教員免許を持っている人や、学校の講師経験がある人も多く転職してくる分野です。

経験を積むと、教室長、エリアの責任者、教材や授業の開発などに進む道があります。教室長になると、講師の配置やシフトの作成、アルバイト講師の授業の質の確認など、人を動かす仕事の割合が増えます。授業を続けたい人は、教室長になった後も授業を担当できるかを確認しておくとよいでしょう。

教えることが好きでも、生徒や保護者に合わせて説明を変えられることや、成績が伸び悩む生徒を励まし続けられることが、この仕事では大切です。数字の目標を追うことに抵抗がないかも、正社員として働くうえでの向き不向きに関わります。

学習塾講師の求人で確かめたいこと

正社員の求人では、担当する授業のコマ数と、教室運営の業務の割合を確認します。教室長の候補として採用される場合は、生徒数や売上の目標が設定されているか、その達成度が評価や給与にどう反映されるかも聞いておきたい点です。

勤務の面では、出勤と退勤の時刻、休日の曜日、季節講習の時期の勤務日数と休みの取り方を確かめます。土日にテストや講習がある塾では、平日に休みを取る形になることがあります。

研修の体制も大切です。授業の練習や模擬授業の機会があるか、担当する教科や学年をどう決めるかによって、未経験から始めたときの負担が違ってきます。

複数の教室を展開する塾では、異動の範囲も確認しておきたい点です。通勤できる範囲の教室に限られるのか、広い地域で異動があるのかによって、長く働けるかどうかの見通しが変わります。

学習塾講師の仕事の傾向

  • 社会的3.90
  • 企業的3.24
  • 慣習的3.19
  • 現実的3.07
  • 研究的3.04
  • 芸術的2.76

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

学習塾講師に近い仕事

職業データの傾向が学習塾講師に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

よくある質問

塾講師に資格は必要ですか

必要ありません。担当する教科と学年の内容を教えられることが前提で、未経験から応募できる求人が多くあります。

塾講師の給料はどのくらいですか

ハローワークの求人賃金は月額25.6万円です。統計上の平均年収は広い区分の値のため、求人賃金を目安にしてください。

塾講師はきついですか

勤務は午後から夜が中心で、講習期間は忙しくなります。正社員は生徒募集や保護者対応も担うため、授業以外の業務量を確認して選ぶことが大切です。

集団指導と個別指導はどちらがいいですか

教えることに集中したいなら集団指導、教室の運営や生徒一人ひとりの管理に関わりたいなら個別指導の教室長が向いています。

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学習塾講師の転職を進めるときに読むもの

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自分で探すか、声がかかるのを待つか

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