しごと大全 / 販売・サービスの仕事
OA機器営業の仕事内容と年収|求人倍率14.45倍、リースと保守で続く法人営業
別名:技術営業員(電気機器)、セールスエンジニア(電気機器)、OA機器営業員、複合機営業
OA機器営業は、複合機(コピー機)やプリンター、ビジネスフォン、パソコンやネットワーク機器などを企業に提案し、導入から入れ替えまでを担当する法人営業です。機器はリースで契約されることが多く、数年ごとの入れ替えと保守の契約が続くのが特徴です。有効求人倍率は14.45倍、求人賃金は月額27.4万円です。
- 平均年収585.7万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
- 有効求人倍率14.45倍
- 求人賃金(月額)27.4万円令和7年度
- 平均年齢39.9歳
- 就業者数58.1万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間164時間
OA機器営業は誰に何を売っていますか
相手は中小企業の事務所、店舗、病院、学校など、紙や電話を使うあらゆる職場です。複合機を入口に、ビジネスフォン、パソコン、ネットワーク機器、セキュリティ機器まで、オフィスの設備をまとめて提案します。
印刷枚数や使っている機能、電話の回線数などを聞き取り、機種と台数を選びます。社内のサービス担当と組んで、設置、設定、操作説明までを段取りするのも営業の役目です。
メーカー系の販売会社と、複数のメーカーを扱う独立系の販売店があり、前者は自社製品を深く、後者は組み合わせの自由度を武器にするなど、売り方が違います。
リース契約と保守料で成り立つ商売の仕組み
複合機などは、リース会社を通した5年前後の契約で導入されることが多くあります。契約期間が終わる時期に入れ替えを提案するため、一度取引が始まると数年ごとに商談の機会がめぐってきます。
複合機には、印刷枚数に応じて保守料を受け取るカウンター方式の保守契約が付くのが一般的です。機器を売った後も継続的な収入が入るため、会社は台数と同じくらい、保守契約を持つお客様の数を重視します。
統計の平均年収585.7万円は営業職を広く含む区分の値で、OA機器営業に限った数字ではありません。募集時の目安は求人賃金の月額27.4万円で、これに成約件数や粗利に応じたインセンティブを加える会社が多い職種です。
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求人倍率14.45倍、新規開拓とルート営業で何が違いますか
求職者1人に対して14件以上の求人がある計算で、営業職のなかでも特に高い倍率です。販売会社の数が多く、新規開拓を担う人を継続して募集していることが背景にあると考えられます。
新規開拓では、電話でのアポイント取りや訪問で、まだ取引のない会社に入り込むことが中心です。断られる回数が多い一方、成果が数字ではっきり出ます。ルート営業は既存のお客様を回り、入れ替えや追加の提案、困りごとの相談に応える働き方です。
同じOA機器営業でも、どちらの比重が高いかで日々の仕事はまったく違います。求人票では、新規とルートの割合、担当件数、テレアポの有無を確認してから応募するのが安全です。
未経験からOA機器営業になれますか
未経験から採用する会社が多い職種です。機器の仕様や見積の作り方は入社後に覚える前提で、法人の担当者と約束を守ってやり取りできることが重視されます。
入社前に必須の資格はほとんどありませんが、ITパスポートなどでパソコンやネットワークの基礎を押さえておくと、提案の幅が広がります。電話回線の接続工事まで自社で行う会社では、工事担任者の資格を持つ人が評価されることがあります。
経験を積んだ後は、より大きなシステムを扱うIT営業や、同じ会社の営業管理職に進む道があります。中小企業の設備をまとめて相談される立場になれるかどうかが、長く続けるうえでの分かれ目になります。
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ペーパーレス化のなかで将来性はありますか
紙の印刷枚数が減れば、カウンター方式の保守料も減っていきます。複合機だけを売り続ける商売は、長い目で見ると縮む方向にあると考えるのが自然です。
そのため多くの会社が、クラウドでの書類管理、ネットワークやセキュリティの整備、業務ソフトの導入など、紙以外の提案に軸足を移しつつあります。どこまで移れているかは会社によって差があります。
中小企業には社内にIT担当を置けないところも多く、身近な相談先としての役割は残ると考えられます。応募先を選ぶときは、売上のうち機器販売以外が占める割合や、扱っている商材の広さを聞いてみると判断材料になります。
関連する資格
- 普通自動車運転免許
- ITパスポート
- 工事担任者
OA機器営業の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
OA機器営業に近い仕事
職業データの傾向がOA機器営業に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
コンサルティング営業(IT)より大きなシステムを扱う法人営業
自動車営業同じ統計区分の営業職。個人客が中心
印刷営業既存の取引先を回るルート営業が中心
ヘルプデスク(IT)機器やソフトの困りごとに応える立場
営業事務見積や契約の手続きで営業を支える
- 携帯電話販売通信機器の説明と契約手続きが共通
よくある質問
入社時に必須の資格はほとんどありません。外回りが多いため普通自動車の運転免許を求める会社は多くあります。ITパスポートなどで基礎知識を持っていると提案に役立ちます。
なれます。未経験から採用する会社が多く、機器の知識は入社後に覚える前提のところがほとんどです。新規開拓とルート営業のどちらが中心かで仕事の負担が変わるため、事前に確認してください。
ハローワークの求人賃金は月額27.4万円です。統計の平均年収585.7万円は営業職を広く含む区分の値のため、求人賃金に各社のインセンティブの仕組みを加えて見積もるのが現実的です。
紙の印刷が減ることで複合機の保守収入は縮む方向にあります。一方、ネットワークやクラウドなど紙以外の提案に広げている会社では、中小企業のIT相談役としての需要が続くと考えられます。
OA機器営業を考えている方によく読まれています
OA機器営業の転職を進めるときに読むもの
OA機器営業の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「スカウト型転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
OA機器営業の有効求人倍率は14.45倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
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