看護師に戻ると決めたら、最初の4週間で何をするか。ナースセンターへの届出から復職支援研修、職場見学まで
看護師の免許には、運転免許のような更新の手続きはありません。ブランクが5年でも10年でも、免許そのものが使えなくなるわけではありません。
戻りにくさの正体は、免許ではなく「何から手をつければいいか分からない」ことのほうです。この記事では、復職を決めてから最初の4週間でやることを、週ごとに並べました。上から順に一つずつ進めてください。
看護師免許は、ブランクがあっても使える?
免許は登録されたまま残ります。一方で、働き始めると出てくる手続きもあります。
就業している看護師は、2年ごとに12月31日時点の状況を、翌年1月15日までに届け出ることになっています(保健師助産師看護師法第33条の業務従事者届)。2026年はこの届出の年です。年内に働き始めるなら、勤務先でまとめて出すのかどうかを入職時に確かめておくと安心です。
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1週目:ナースセンターへの届出を確かめる
看護師等の人材確保の促進に関する法律により、病院などを離職したときは、連絡先などを都道府県ナースセンターへ届け出ることが努力義務になっています。オンラインの届出システム「とどけるん」からも手続きできます。
前に届け出たかどうか覚えていなければ、住んでいる都道府県のナースセンターに問い合わせるのが早い方法です。届出をしておくと、復職支援研修や求人の案内を受け取りやすくなります。
2〜3週目:復職支援研修は、どこで探す?
研修は、都道府県ナースセンターのほか、病院が独自に行っていることもあります。内容や日程、費用は地域や施設で違うので、次の3点で比べます。
- 採血・点滴など、実技の練習があるか
- 電子カルテや記録の方法に触れる時間があるか
- 研修のあと、そのまま見学や面談につながるか
半日だけの研修でも、手を動かすと「どこが不安か」がはっきりします。不安な手技を書き出しておくと、職場選びの質問にそのまま使えます。

4週目:最初の職場を、慣らしやすさで比べる
| 比べること | 慣らしやすい例 | 確かめたい例 |
|---|---|---|
| 教育の担当 | 復職者に担当者がつく | 新人研修と同じ扱いか不明 |
| 夜勤 | 開始時期を相談できる | 入職直後から月〇回 |
| 勤務時間 | 短時間から始められる | 常勤のみ |
| 業務の幅 | 外来・健診など範囲が限られる | 急性期病棟で受け持ちが多い |
給与の高さより、最初の3か月をどう過ごせるかで比べると、続けやすくなります。夜勤の少ない働き方は夜勤なし・日勤のみの看護師求人は、どこで探すと見つかるかにまとめています。
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見学と面接では、ブランクをどう伝える?
ブランクの理由は短く、事実だけで十分です。そのうえで、研修で練習したことと、まだ不安なことを分けて話します。
〇年間、育児のため離れていました。復職支援研修で採血と点滴の練習をしました。電子カルテの操作はまだ慣れていないので、最初に教えていただける時間があると助かります。
不安を一つ伝えておくと、職場側も配置や教え方を考えやすくなります。面接でよく出る質問は看護師の面接で必ず聞かれる質問と、答え方の型で整理しています。
今日やるとしたら
住んでいる都道府県のナースセンターのページを開き、復職支援研修の日程を一つ確かめてください。
日程が一つ分かるだけで、4週間の計画が具体的な日付に変わります。
よくある質問
- ブランクが10年以上あっても、看護師に戻れますか?
- 免許に更新の手続きはないため、免許があれば制度上は働けます。ただ、医療機器や記録の方法は変わっているので、復職支援研修や、教育体制のある職場から始めると戻りやすくなります。
- ナースセンターへの届出は、しなければいけませんか?
- 看護師等の人材確保の促進に関する法律で、離職したときなどに連絡先を都道府県ナースセンターへ届け出ることが努力義務とされています。届け出ておくと、復職支援の情報を受け取りやすくなります。
- 復職するとき、ほかに出す届はありますか?
- 就業している看護師は、2年ごとに12月31日時点の状況を翌年1月15日までに届け出ることになっています(業務従事者届)。2026年はこの届出の年にあたるため、年内に働き始める場合は勤務先に出し方を確かめてください。
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