管理栄養士・栄養士の面接は、数字を一つ入れると話しやすい。献立・発注・栄養指導の経験を伝える5つの文例
「前の職場ではどんな仕事をしていましたか」と聞かれて、「献立作成と発注をしていました」とだけ答えると、聞く側には仕事の規模が伝わりにくくなります。
管理栄養士・栄養士の面接は、数字を一つ入れるだけで答えが具体的になります。何食、何床、何件。ここでは5つの場面ごとに文例を並べました。文例の〇〇は、自分の経験に置き換えて使ってください。経験していないことを、したように話す必要はありません。
自己紹介は、施設の種類と食数から始める
〇〇(病院・特養・保育園など)で〇年、管理栄養士として働いてきました。1日〇食の献立作成と発注を担当し、〇〇の行事食も考えてきました。
施設の種類と食数が最初にあると、聞く側は自分の職場と比べながら続きを聞けます。最後に「御所では〇〇に関わりたいと考えています」と一言つなげると、志望動機に自然に移れます。
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「栄養指導の経験はありますか?」に、件数が少ないときはどう答える?
件数が少ないことは、そのまま伝えます。そのうえで、関わった範囲と準備していることを添えます。
個別の栄養指導は月に〇件ほどでした。主に〇〇の方への指導で、医師や看護師と相談しながら進めていました。いまは〇〇について学び直しています。
経験がまったくない場合も、「ありません」で終わらせず、近い経験(献立の説明や、ご家族への食事の相談など)を一つ添えると話がつながります。
委託から直営へ。職場の種類を変える理由は、どう話す?
前の職場の不満から話すと、同じことがここでも起きるのでは、と受け取られがちです。次の職場でやりたいことから話します。
委託の給食会社で、〇〇の施設を担当してきました。献立の決まった型の中で働くうちに、利用者の方の状態に合わせて食事を考える場面を増やしたいと考えるようになり、直営の御施設を志望しました。
職場の種類ごとの働き方の違いは管理栄養士・栄養士の求人票の言葉を、毎日の仕事に置き換えるで表にしています。

調理業務を頼まれたら、できる範囲を分けて伝える
| 伝えること | 例 |
|---|---|
| できること | 下処理・盛り付け・〇食程度の調理 |
| 経験が少ないこと | 大量調理の釜の扱い |
| 確かめたいこと | 調理に入る頻度と時間帯 |
下処理と盛り付けは前の職場で毎日していました。大量調理の経験は少ないので、最初は教えていただきながら覚えたいと考えています。調理に入るのは週に何日ほどですか。
条件を伝えるのはわがままではなく、続けて働くための確認です。
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最後の逆質問で、献立と発注の担当を聞く
最後の「何か質問はありますか」は、入職後の毎日を確かめる機会です。
献立は、どなたがどのくらい先の分まで作っていますか。発注は管理栄養士の担当でしょうか。
誰が・いつ・何を担当しているかが分かると、残業の多さや忙しい時期も見えてきます。給与の比べ方は管理栄養士・栄養士の年収は、直営と委託でどれだけ違う?にまとめています。
今日やるとしたら
自己紹介の文例の〇〇を、前の職場の施設の種類と1日の食数で埋めてください。
数字が二つ入るだけで、面接の最初の1分が用意できます。
よくある質問
- 栄養指導の件数が少なくても、面接で不利になりますか?
- 件数だけで決まるわけではありません。少ないことはそのまま伝え、どんな場面で関わったか、いま何を学んでいるかを添えると、経験の中身として伝わります。
- 委託給食会社から病院や施設の直営へ移る理由は、どう話せばいいですか?
- 前の職場の不満ではなく、次の職場でやりたいことから話します。たとえば、利用者の状態に合わせて献立を考える場面を増やしたい、といった具体的な理由が伝わりやすいです。
- 調理業務がある求人で、調理に自信がないときはどう伝えればいいですか?
- できる範囲とできない範囲を分けて伝えます。たとえば、盛り付けや下処理はできるが大量調理の経験は少ない、のように具体的に話すと、職場側も配置を考えやすくなります。
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