転職活動のこと、職場の誰に、いつ話すか。同僚・同期・上司・取引先・家族の5者で比べる
「仲のいい同僚に一人話しただけ」。在職中の転職活動が職場に広まるきっかけとして、よく挙がるのがこの形です。話した相手に悪気がなくても、話はそこで止まるとは限りません。
一方で、ずっと誰にも言わずに進めるのがつらい、という人もいます。この記事では、職場で関わる相手ごとに、話すと何が起きやすいか、話すならいつがいいかを表で比べました。迷っている相手の行から読んでください。
話した相手から、どう広がっていくのか?
職場での話の広がり方には、いくつかの決まった道があります。
- 相手が心配して、別の同僚に相談する
- 飲み会や雑談で「ここだけの話」として出る
- 相手の態度が変わり、周りが察する
- 異動や評価の話の中で、上司に伝わる
どれも、相手が言いふらそうとしたわけではありません。話した瞬間から、その話をどう扱うかは相手に任せることになる、と考えておくと、話す相手と時期を選びやすくなります。
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相手ごとに比べると、どう違うか
| 相手 | 話すと起きやすいこと | 話すなら |
|---|---|---|
| 同じチームの同僚 | 業務の割り振りや雰囲気が変わる。周りが察しやすい | 退職を上司に伝えたあと |
| 同期・他部署の友人 | 別の部署の人を経由して話が回る | 内定が出て、退職日が決まってから |
| 直属の上司 | 引き止めや評価への影響。相談のつもりが退職の申し出と受け取られることも | 内定を受けて、退職を伝えるとき |
| 取引先・社外の知人 | 業界内で話が回り、会社に伝わる | 退職日が決まり、社内に公表されたあと |
| 社外の家族・友人 | 職場に伝わる道は少ない | いつでも。相談相手にするならここ |
表の「話すなら」は目安です。職場の人に相談したくなったときは、社外の人に話せないかを先に考えると、情報が職場に入る道を減らせます。
「最近どう?」と聞かれたら、どう返すか?
様子が変わったと思われて、探りを入れられることがあります。うそをつく必要はありませんが、転職活動の話に入らない返し方を持っておくと落ち着いて答えられます。
最近ちょっと忙しくて。落ち着いたら、ごはん行きましょう。
今後のことはいろいろ考えてはいますけど、まだ何も決めていないんです。
面接で休みを取る日が続くと、聞かれる機会も増えます。日程の組み方は在職中の面接、日程はどう組むかにまとめています。

退職を伝える順番は、なぜ上司が先なのか?
同僚に先に話し、それが上司の耳に入ると、上司は「本人より先に周りから聞いた」ことになります。引き継ぎの段取りを決める前に話が広がると、退職の時期や伝え方を自分で選びにくくなります。
内定を受けて退職日の目安が決まったら、最初に直属の上司へ、そのあとチームの同僚へ、という順番が、話の広がり方を自分で管理しやすい形です。切り出す時期と伝え方は退職はいつ切り出すかで詳しく見ています。
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もう話してしまったときは、何ができるか
話した相手には、改めて一言お願いしておきます。
この前の話、まだ何も決まっていないので、ほかの人には言わないでもらえると助かります。
そのうえで、上司に先に伝わってしまった場合に備えて、「まだ考えている段階です」と落ち着いて答えられるようにしておきます。慌てて退職の時期を口にしないことが大切です。
今日やるとしたら
表の5つの相手のうち、転職活動の相談に乗ってもらえそうな「社外の人」を一人、思い浮かべてください。
話す相手が一人決まっていれば、職場の誰かに話したくなったときに、立ち止まりやすくなります。
よくある質問
- 仲のいい同僚にだけ、転職活動のことを話してもいいですか?
- 話すかどうかは自由ですが、相手に悪気がなくても、相談や雑談を通じて話が広がることがあります。内定を受けて上司に退職を伝えるまでは、社外の家族や友人に相談するほうが、職場に伝わる道を減らせます。
- 上司に転職を「相談」するのはどうですか?
- 相談のつもりでも、退職の申し出と受け取られたり、評価や異動の話に影響したりすることがあります。上司に話すのは、内定を受けて退職を伝えるときにするのが一般的です。
- 同僚に話してしまった場合、どうすればいいですか?
- まだ何も決まっていないので、ほかの人には言わないでほしいと改めてお願いしておきます。上司に伝わった場合に備えて、「まだ考えている段階です」と落ち着いて答えられるようにしておきます。
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