教員・幼稚園教諭にブランクから戻る前に確かめる10項目。免許状の有効性から講師登録まで
教員免許の更新制は、2022年7月1日に解消されました。10年ごとに講習を受けて更新する仕組みがなくなり、「免許が切れているかもしれない」と復帰をためらっていた人にとっては、確かめ方が変わっています。
この記事は、ブランクのある教員・幼稚園教諭が復帰の前に確かめる10項目をチェックリストにしたものです。上から順に印をつけていくと、次に何をすればいいかが見えてきます。
免許についての4項目
- 1. 免許状の種類と、初めて取った年月日を確かめた(小学校・中学校の教科・幼稚園など、原本か授与証明書で確認)
- 2. 免許状の期限が、2022年7月1日より後だったか前だったかを確かめた
- 3. 期限が前だった場合、失効しているかを教育委員会の案内で確かめた
- 4. 失効していたら、再授与の申請先と必要書類を調べた
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免許状は、どういうときに有効なのか?
東京都教育委員会の案内では、扱いは次のように分かれています。
| 免許状 | 扱い |
|---|---|
| 更新期限が2022年7月1日以降だった | 期限のない免許状になった |
| 2009年4月1日以降に初めて取り、期限が2022年6月30日以前だった | 失効している。再授与の申請が必要 |
| 2009年3月31日以前に初めて取り、期限が2022年6月30日以前だった | 期限の時点で講習を受ける義務のある職に就いていた場合は失効。それ以外は有効 |
失効していても、更新講習を受けずに再授与の申請ができます。申請先は都道府県の教育委員会で、書類は地域によって違います。

働き方についての3項目
- 5. 常勤講師・非常勤講師・正規採用のどれを目指すか決めた
- 6. 住んでいる地域の教育委員会や私立学校・幼稚園の講師登録の方法を調べた
- 7. 働ける曜日と時間、通勤できる範囲を書き出した
講師は年度途中の欠員を埋めるために必要になることが多く、登録しておくと声がかかることがあります。私立幼稚園の求人を見るときは、勤務時間の外の仕事も確かめましょう。見方は私立幼稚園の求人票で、勤務時間の外にある仕事をどう見抜くかにまとめています。
現場に戻る準備についての3項目
- 8. 今の学習指導要領(幼稚園は幼稚園教育要領)に目を通した
- 9. 授業や保育で使われているICT機器の使い方を、少しでも触って確かめた
- 10. ブランクの間にしていたことを、1〜2文で話せるようにした
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ブランクは、面接でどう話せばいいのか?
ブランクの理由を長く説明するより、これから働ける条件を具体的に伝えるほうが話が進みやすくなります。「週3日、午前中なら」「小学校の低学年を希望」など、採用する側が配置を考えやすい言い方を用意しておきましょう。辞めたときの事情が気になる人は、教員・幼稚園教諭の退職を、立場別に整理した記事も参考になります。
今日やるとしたら
手元の免許状を探して、初めて取った年月日と期限の2つを確かめてください。
この2つが分かれば、表のどこに当てはまるかが決まり、再授与が必要かどうかがはっきりします。
よくある質問
- 昔取った教員免許は、今も使えますか?
- 2022年7月1日以降に更新期限を迎える免許状は、期限のない免許状になりました。期限がそれより前だった場合は、初めて免許状を取った時期(2009年4月1日の前か後か)や、期限の時点で就いていた職によって扱いが変わります。免許状を授与した都道府県の教育委員会の案内で確かめてください。
- 免許状が失効していたら、また講習を受ける必要がありますか?
- 更新制が解消されたため、再授与の申請にあたって更新講習を受ける必要はなくなりました。必要な書類は都道府県によって違うので、申請先の教育委員会の案内を確認してください。
- ブランクがあると、講師として採用されにくいですか?
- 講師は年度途中の欠員などで必要になることが多く、ブランクのある人も登録しています。面接では、ブランクの間に何をしていたかより、これからどの学年・勤務形態で働けるかを具体的に伝えると話が進みやすくなります。
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