私立学校・幼稚園の面接で「前の職場を辞めた理由」をどう話すか。公立から・講師から・ブランク明けなど5つの文例

資格職の転職 公開 2026-09-30

机と椅子が並ぶ誰もいない教室

私立の学校や幼稚園の面接で、ほぼ必ず聞かれるのが「前の職場を離れた理由」と「なぜ本校(本園)なのか」です。この2つは別々の質問に見えて、面接官はつながっているかを見ています。

この記事では、立場ごとに話し方の文例を5つ並べました。文例はそのまま使うより、自分の事実に置き換えて短くしてから声に出してみてください。

私立の面接では、何を確かめられているのか?

立場聞かれやすいこと準備しておく材料
公立の教員からなぜ公立を離れるのか私立の教育方針のどこに共感したか
講師から正規を目指す理由担当した学年・教科・校務
ブランク明け空白の理由と、今働けるか戻るまでに準備したこと
園・学校を移る前の職場で合わなかった点次の職場で大切にしたいこと

私立は学校・園ごとに方針がはっきりしていることが多く、その方針と自分の考えが合うかが見られやすい傾向があります。

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文例1:公立の教員から私立へ移るとき

「公立で8年、主に中学2・3年の数学を担当してきました。異動のたびに一から関係をつくる経験を重ねるうちに、同じ学校で長く生徒の成長に関わりたいと考えるようになりました。貴校の中高一貫の6年間で数学の力を積み上げる方針に、自分の経験を生かせると考えて応募しました。」

公立の制度への不満ではなく、自分がしたいことに合うのが私立だったという順番で話しています。

文例2・3:講師から正規を目指すとき、園の方針が合わなかったとき

講師から「3年間、小学校の臨時的任用講師として4年生と5年生の担任をしました。1年ごとの任用で、行事や学級づくりを翌年に引き継げないことが続き、同じ学校で腰を据えて取り組みたいと考えています。」

園を移る「前の園では、行事の発表に向けた練習が保育の中心になっていました。子どもが自分で遊びを選ぶ時間を大切にしたいと考え、遊びを中心にした保育をしている貴園を志望しました。」

前の職場を悪く言わず、事実を1文、したいことを1文に分けています。

誰もいない教室の机と椅子

ブランク明けの空白や、辞める時期はどう説明すればいいのか?

文例4(ブランク明け)「子育てのため5年間離れていました。下の子が小学校に上がり、勤務できる体制が整いました。復帰に向けて、この半年は地域の子育て支援の場でボランティアをし、今の保育の様子に触れてきました。」

空白の理由、今は働ける状態であること、戻るまでに準備したことの3つを順に話します。免許状の確かめ方は教員・幼稚園教諭にブランクから戻る前に確かめる10項目にまとめています。

文例5(辞める時期)「今年度末の3月で退職することを前提に、勤務校と話を進めています。4月からの勤務が可能です。」いつから働けるかは、具体的に答えられるようにしておきます。辞め方の整理は年度途中でも辞められるのかも参考にしてください。

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今日やるとしたら

5つの文例のうち、自分に近いものを1つ選び、数字(年数・学年・人数)を自分のものに入れ替えて、スマートフォンのメモに書いてください。

書いたら一度だけ声に出して読み、30秒ほどで言い終わる長さに削ると、面接で話しやすくなります。

よくある質問

前の職場の人間関係が理由で辞めた場合、正直に言うべきですか?
うそをつく必要はありませんが、細かな事情まで話す必要もありません。どんな環境で働きたいかという言い方に置き換え、それが志望する学校・園のどこと合っているかを話すと、面接官にも伝わりやすくなります。
講師経験しかないと、面接で不利になりますか?
講師として担任や教科を持った経験は、学校現場での実務経験です。担当した学年や教科、授業以外に担った仕事を具体的に話すと、経験として伝わりやすくなります。
ブランクがある場合、教員免許状はそのまま使えますか?
教員免許更新制は2022年7月に廃止されました。ただし免許状の状態は取得時期や過去の手続きによって違うので、面接の前に免許状を授与した都道府県の教育委員会で確かめておくと安心です。

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