しごと大全 / 医療の仕事
看護助手の仕事内容と年収|資格なしで医療現場に入る
別名:看護補助者、看護アシスタント、ナースエイド
看護助手は、資格がなくても医療現場で働ける職種です。有効求人倍率3.75倍と求人は多い一方、求人賃金は月額19.7万円と低く、できる業務にも法律上の明確な線があります。その線を最初に押さえてください。
- 平均年収337.1万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率3.75倍
- 求人賃金(月額)19.7万円令和7年度
- 平均年齢48.7歳
- 就業者数13.8万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間155時間
看護助手は何ができて、何ができませんか
できるのは、患者の身の回りの世話(食事や入浴の介助、移動の付き添い、シーツ交換、環境整備)、器具の洗浄と消毒、備品の補充、検体や書類の運搬、ベッドメイキングといった業務です。
できないのは、医療行為です。注射、採血、点滴の管理、バイタルサインの測定にもとづく判断、与薬。これらは看護師の業務で、看護助手が行うことは法律で認められていません。
この線引きは、自分を守るためのものでもあります。人手が足りない現場で「これもお願い」と頼まれることがありますが、応じてはいけない業務があることを知っておく必要があります。
求人賃金19.7万円という水準をどう考えるか
19.7万円は今回調べた職業のなかで最も低い水準です。資格を必要としない職種であることが直接反映されています。
平均年齢48.7歳という数字は、子育てが一段落した層やセカンドキャリアとして入る人が多いことを示しています。夜勤に入ると手当がつくため、実収入はここから上がります。
収入を上げる道は明確です。介護職員初任者研修、介護福祉士、そして准看護師・看護師の資格取得です。働きながら学校に通う人向けに、奨学金や勤務調整の制度を持つ病院があります。
未経験から医療現場に入る入口として
看護助手の最大の価値は、資格も経験もなしに医療現場に入れることです。有効求人倍率3.75倍で、年齢を理由に断られる場面も少なくなっています。
医療の現場を内側から見られるため、そのあと看護師を目指すか、介護に進むか、医療事務に移るかを、実感を持って判断できます。
一方で、体力的な負担は小さくありません。移乗、入浴介助、シーツ交換など、身体を使う業務が中心です。夜勤の有無と、病棟の種類(急性期か療養型か)で負担がかなり違います。
看護助手からどこへ進めますか
最も多いのは、准看護師・看護師への進学です。病院によっては、看護助手として働きながら准看護師養成所に通う支援制度があります。
介護の方向では、介護職員初任者研修を取って施設介護員や訪問介護員に移れます。求人賃金は施設介護22.5万円、訪問介護24.5万円と、看護助手19.7万円より上です。
事務の方向では、医療事務や調剤薬局事務があります。身体的な負担を減らしたい場合の現実的な選択肢です。
関連する資格
- 看護助手実務能力認定試験
- 介護職員初任者研修
- 准看護師
- 看護師
看護助手の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
看護助手に近い仕事
職業データの傾向が看護助手に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
- 看護師国家資格。進学ルートがある
- 施設介護員介護施設での身体介護
- 訪問介護員/ホームヘルパー自宅を訪問。求人倍率28.37倍
- 医療事務受付と請求。身体的負担が少ない
- 歯科助手歯科の診療補助。資格不要
- 歯科衛生士国家資格。予防処置ができる
よくある質問
不要です。有効求人倍率3.75倍で、無資格・未経験可の求人が多く出ています。平均年齢48.7歳で、セカンドキャリアとして入る人も多い職種です。
できません。注射、採血、点滴の管理、与薬などは看護師の業務で、看護助手が行うことは法律で認められていません。人手が足りない現場で頼まれても応じてはいけない業務があります。
求人賃金19.7万円が出発点です。夜勤手当で実収入は上がります。大きく上げるには、介護職員初任者研修、介護福祉士、准看護師・看護師の資格取得が必要です。
なれます。看護助手として働きながら准看護師養成所に通う支援制度を持つ病院があります。奨学金や勤務調整の制度を確認してください。
看護助手を考えている方によく読まれています
看護助手の転職を進めるときに読むもの
看護助手の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
看護助手の有効求人倍率は3.75倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
JobLinkaは、探さずに待つ転職サービスです。いま先行登録を受け付けています。
公開時は、登録が早い方から順にご案内します。
早く登録するほど、先に企業からの声を受け取れます。
最終更新:2026-09-18