内科医のイラスト

しごと大全 / 医療の仕事

内科医の仕事内容と年収|医師の平均年収1512.3万円、最も人数が多い診療科

別名:内科医師、内科

内科医は、薬や生活指導を中心に、手術を使わずに身体の病気を診断・治療する医師です。医師のなかで最も人数が多い診療科で、統計上の平均年収は医師全体で1512.3万円です。

  • 平均年収1512.3万円残業代・賞与を含む
  • 有効求人倍率0.53倍
  • 求人賃金(月額)110.7万円令和7年度
  • 平均年齢45.7歳
  • 就業者数30.4万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間158時間

内科医はどんな仕事ですか

問診、診察、検査で病気を見つけ、薬や生活習慣の指導で治療します。高血圧や糖尿病などの慢性疾患の管理から、急な発熱や腹痛の診断まで範囲は広くあります。

内科は、循環器、消化器、呼吸器、腎臓、内分泌・代謝、血液、神経、感染症などの専門分野に分かれています。専門分野によって、内視鏡やカテーテルなどの手技を担当することもあります。

地域の診療所では、幅広い症状を最初に診て、必要に応じて専門の医療機関に紹介する役割を担います。

病院の内科では、外来に加えて入院患者を受け持ちます。回診で状態を確かめて検査や治療の方針を決め、看護師、薬剤師、管理栄養士などと情報を共有しながら治療を進めます。退院後の生活を見据えて、地域の診療所や介護の担い手と連絡を取ることもあります。

平均年収1512.3万円と勤務先の違い

1512.3万円は、診療科を分けない医師全体の平均年収です。内科医だけの値ではありません。

ハローワークの求人賃金は月額110.7万円です。病院勤務では当直や救急の対応、クリニックでは外来の患者数が収入と負担に影響します。

開業医は経営者でもあります。収入は患者数や経営の状況で決まり、勤務医の年収とは性質が違います。

非常勤で外来や健診、当直だけを担当する働き方もあり、複数の医療機関で働いて収入を組み立てる医師もいます。求人を比べるときは、1日に診る患者数の目安、担当する検査や手技、当直の有無と回数をそろえて見ると判断しやすくなります。

広告

医師の働き方改革で何が変わりましたか

2024年4月から、勤務医の時間外・休日労働に上限が設けられました。原則は年960時間で、地域医療を支える病院や研修中の医師などには、条件つきで年1,860時間までの特例があります。

上限の導入で、当直の扱い、勤務間の休息、タスクシフト(看護師や臨床工学技士などへの業務移管)の見直しが進んでいます。

ただし実際の働き方は病院ごとの差が大きく、転職の際は当直回数、オンコール、宿日直許可の有無を具体的に確認することが大切です。

地域医療を支える病院などが特例の水準を使うには、都道府県の指定を受ける必要があります。応募先がどの水準で運用しているのか、長時間の勤務になる医師への健康確保の取り組みがどうなっているのかは、面接で確かめておきたい点です。

内科医になるにはどうすればいいですか

医学部(6年制)を卒業して医師国家試験に合格し、2年間の臨床研修を修了します。

その後、内科の専門研修で3年以上の研修を受けて内科専門医を取り、さらに循環器や消化器などの専門医に進む流れが一般的です。

高齢化で複数の病気を抱える患者が増えており、特定の臓器だけでなく全身を診られる総合診療の力も求められています。

専門医の研修は、基幹施設と連携施設を回りながら症例を経験していく研修プログラムの形で行われます。どのプログラムを選ぶかで、経験できる症例の幅や、研修中に勤務する地域が変わります。

広告

勤務医とクリニックの内科医で、1日の流れはどう違いますか

病院の勤務医は、午前に外来、午後に病棟の診療や検査、カンファレンスという組み合わせが多く、内視鏡やカテーテルの検査を担当する曜日が決まっていることもあります。夜間や休日は、当直やオンコールで急な入院や容体の変化に対応します。

クリニックの内科医は外来の診療が中心です。慢性疾患の定期的な通院、風邪や胃腸炎などの急な症状、健康診断や予防接種まで、1日に多くの患者を診ます。在宅医療を行うクリニックでは、外来の合間に患者の自宅を訪問します。

勤務医は経験できる症例の幅と学ぶ機会が多い一方、夜間の負担があります。クリニックは時間の見通しが立ちやすい一方、1人で判断する場面が増えます。どちらを重く見るかは、キャリアの時期によって変わってきます。

応募の前には、外来の枠の数、病棟で受け持つ患者数の目安、当直明けの勤務の扱いを確認しておくと、求人票だけではわからない忙しさを比べやすくなります。

内科医として専門分野を選ぶときの分かれ目

専門分野を選ぶときは、興味のある臓器だけでなく、手技の多さ、急な呼び出しの多さ、外来と入院の比重も考えに入れることになります。循環器や消化器は検査や処置が多く、緊急の対応が入りやすい分野です。

将来の開業を考えるなら、専門の検査を外来でどこまで続けられるかも判断の材料になります。内視鏡や超音波の検査は、診療所でも生かしやすい技能です。

専門を一つに絞らず、総合内科や総合診療の道を選ぶ医師もいます。高齢の患者を中心に、複数の病気をまとめて診る力は、病院でも地域の診療所でも求められています。

専門医の資格は、取ったあとも更新のために診療の実績や講習の受講を重ねていく仕組みです。学会や研修会に出る時間を職場がどの程度認めているかも、勤務先を選ぶときの材料になります。

関連する資格

PR Amazonのアソシエイトとして、JOBLINKAは適格販売により収入を得ています。

内科医の仕事の傾向

  • 研究的3.63
  • 社会的3.56
  • 現実的3.55
  • 慣習的3.24
  • 企業的3.06
  • 芸術的2.74

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

内科医に近い仕事

職業データの傾向が内科医に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

よくある質問

内科医の年収はどのくらいですか

統計上の平均年収は医師全体で1512.3万円、ハローワークの求人賃金は月額110.7万円です。勤務医か開業医か、当直の有無で大きく変わります。

内科の専門分野にはどんなものがありますか

循環器、消化器、呼吸器、腎臓、内分泌・代謝、血液、神経、感染症などがあります。内科専門医を取ったあと、これらの専門医に進むのが一般的です。

内科医は当直がありますか

病院勤務では当直や救急対応があることが多く、クリニックでは原則として当直はありません。

内科医になるには何年かかりますか

医学部6年、臨床研修2年、内科の専門研修3年以上が一般的な流れです。

内科医を考えている方によく読まれています

内科医の転職を進めるときに読むもの

内科医の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「資格職の転職」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。

自分で探すか、声がかかるのを待つか

内科医の有効求人倍率は0.53倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。

内科医の経験と希望を置いておくだけで、合う職場から声が届く転職サービスを準備しています。

求人を探し続けなくても、条件に合う企業から「話しませんか?」が届きます。
名前や勤務先は、あなたが「話したい」と返すまで企業に見えません。

LINEで先行登録する 登録は無料です。広告やセールスは一切送りません。ブロックすればいつでも解除できます。

最終更新: