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しごと大全 / 教育・保育の仕事

スクールカウンセラーの仕事内容と年収|非常勤で複数校を受け持つ心の専門職

別名:学生カウンセラー、スクールアドバイザー

スクールカウンセラーは、小中学校や高校で、不登校やいじめ、友人・親子関係などに悩む児童・生徒の相談にのり、保護者や教職員にも心理の専門家として助言する仕事です。公認心理師か臨床心理士の資格を求められるのが一般的です。有効求人倍率は0.19倍、ハローワークの求人賃金は月額26.3万円。多くは時給制・1年契約の非常勤で、2〜3校を掛け持ちする働き方が中心です。

  • 平均年収583.3万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
  • 有効求人倍率0.19倍
  • 求人賃金(月額)26.3万円令和7年度
  • 平均年齢41.7歳
  • 就業者数30.9万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間158時間

スクールカウンセラーは、生徒・保護者・先生のそれぞれに何をしますか

中心になるのは児童・生徒のカウンセリングです。不登校やいじめ、友人関係、親子関係、学習の悩みに加え、最近は発達障害や精神疾患に関わる相談も増え、扱う問題は複雑になっています。

保護者からの相談に応じ、教職員には心理の専門家の立場から見立てや対応の助言をします。校内の会議に出て情報を共有したり、教職員や生徒向けに研修や講話をしたり、事件や事故のあとに心のケアにあたったりするのも仕事の一部です。

1日の流れの一例は、出勤後に学年主任や養護教諭と生徒の様子を確認し、保護者や相談室に来た生徒の相談に応じ、会議に出席して、最後に記録をまとめて帰るというものです。登校できない生徒に手紙を書くこともあります。

公認心理師か臨床心理士、どちらかの資格が実質的な条件です

スクールカウンセラーとして採用されるには、公認心理師または臨床心理士の資格が求められるのが一般的です。どちらも取得までに大学院レベルの学びが前提になることが多く、時間がかかる資格です。

臨床心理士は、大学卒業後に指定大学院か専門職大学院を修了し、資格試験に合格して得ます。公認心理師は2018年に試験が始まった国家資格で、大学と大学院で必要な科目を修めるか、大学で科目を修めたあと一定期間の実務経験を積むなどして受験資格を得ます。

資格を取ったら、各自治体の教育委員会や私立学校の公募に応募して採用されるのが入り口です。心理職として病院やクリニックで経験を積んでから学校に関わる人もいます。

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週8時間・1年契約の非常勤が多く、2〜3校の掛け持ちが一般的です

job tag によると、スクールカウンセラーの多くは週に決まった日・時間だけ働く非常勤職員です。週8時間程度、1年契約という形を取る自治体が多く、1校あたりの勤務は1日3〜4時間ほど。そのため大半の人が2〜3校を掛け持ちしています。

賃金はほとんどが時給制で、時給額は自治体や学校によって異なります。統計上の平均年収583.3万円は、ほかの専門職を含む広い区分の値で、時給制の非常勤が中心のこの仕事の実態とは離れています。収入の目安は、求人の時給と担当できる校数・時間数から考えるほうが現実的です。

残業は原則ありませんが、緊急の事態には勤務時間を超えて対応することがあります。学校の仕事だけで生計を立てるのが難しい場合、病院や相談機関の心理職と組み合わせて働く人もいます。

有効求人倍率0.19倍でも、役割は広がっています

有効求人倍率0.19倍は、ハローワーク経由の求人が求職者に比べてかなり少ないことを示す数字です。スクールカウンセラーの募集は教育委員会や学校が独自に公募することが多く、ハローワークの数字だけで採用の難しさを判断するのは難しい面があります。

一方で、社会的な役割は大きくなっています。国は2017年に公認心理師法を施行し、教育機会確保法にも心理の専門家の役割が書き込まれました。授業や特別活動への参加、校内の教育相談のコーディネーター役を期待する声も高まっています。

求められるのは、臨床心理学の知識に基づく見立てる力と聞く力に加え、外部機関と素早く連携する力、報告書や生徒への手紙を書く文章力、そして守秘義務への深い理解です。

関連する資格

  • 公認心理師
  • 臨床心理士

スクールカウンセラーの仕事の傾向

  • 社会的4.00
  • 企業的3.16
  • 研究的3.04
  • 芸術的2.98
  • 慣習的2.64
  • 現実的2.58

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

スクールカウンセラーに近い仕事

職業データの傾向がスクールカウンセラーに近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

よくある質問

スクールカウンセラーになるには資格が必要ですか

公認心理師か臨床心理士の資格を求められるのが一般的です。どちらも大学や大学院で必要な科目を修める必要があり、取得までには年数がかかります。

スクールカウンセラーは常勤で働けますか

多くは時給制・1年契約の非常勤で、週8時間程度の勤務を2〜3校で掛け持ちする形が一般的です。常勤の募集はある場合でも数が限られるため、雇用形態と契約の更新条件は応募前に確認が必要です。

スクールカウンセラーの年収はどのくらいですか

時給制が中心で、時給は自治体や学校によって異なります。統計上の平均年収583.3万円はほかの専門職を含む広い区分の値なので、時給と担当できる時間数から見積もるのが現実的です。

スクールカウンセラーの仕事はきついですか

残業は原則ありませんが、緊急時には時間外の対応があります。いじめや不登校など重い相談を受け止め続ける精神的な負担や、複数校を移動しながら関係を築く難しさもあります。

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スクールカウンセラーの転職を進めるときに読むもの

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自分で探すか、声がかかるのを待つか

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