キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントのイラスト

しごと大全 / 事務の仕事

キャリアコンサルタントの仕事内容と年収|国家資格をどの職場で生かすか

別名:キャリアコンサルタント、キャリアカウンセラー、職業相談員、産業カウンセラー

キャリアコンサルタントは、仕事選びや働き方に迷う人の話を聞き、自分の適性や経験を整理して次の一歩を決められるよう支援する仕事です。有効求人倍率は0.19倍、ハローワークの求人賃金は月額26.3万円。資格を取っても専任の求人はそれほど多くなく、人事や教育、人材紹介などの仕事と組み合わせて生かす人が多い職業です。

  • 平均年収583.3万円統計は職業分類に対応した広い区分の値です
  • 有効求人倍率0.19倍
  • 求人賃金(月額)26.3万円令和7年度
  • 平均年齢41.7歳
  • 就業者数30.9万人令和2年国勢調査
  • 月間労働時間158時間

キャリアコンサルタントは相談で何をしていますか

中心になるのは1対1の面談です。相談者が話す経歴や悩みを聞きながら、得意なこと、大事にしたい条件、避けたいことを言葉にしていきます。適職診断などのツールを使うこともありますが、答えを与えるより、本人が自分で判断できる材料をそろえることに重きを置きます。

相談の内容は場面によって違います。学生なら業界選びや面接の準備、在職中の人なら異動や昇進、育児や介護との両立、離職中の人なら応募書類の作り方や求人の選び方が話題になります。

面談のほかに、就職支援のセミナー講師、応募書類の添削、企業の研修の企画などを担当することもあります。人前で話す仕事と、記録や報告書をまとめる事務作業も一定の割合を占めます。

国家資格のキャリアコンサルタントはどう取りますか

キャリアコンサルタントは2016年に国家資格になり、試験に合格して登録した人だけが名乗れる名称独占の資格です。相談の仕事自体は資格がなくてもできますが、求人では資格保有を条件にする例が増えています。

受験するには、厚生労働大臣が認定した養成講習を修了するか、相談業務の実務経験を一定期間積む必要があります。試験は学科と実技(論述と面接)に分かれ、面接ではロールプレイで相談の進め方を見られます。

登録後は5年ごとの更新があり、その間に決められた時間の講習を受けなければなりません。上位の資格として、国家検定のキャリアコンサルティング技能士(1級・2級)があります。

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有効求人倍率0.19倍の中で、どこに求人がありますか

求職者約5人に対して求人が1件の計算で、相談だけを専門にする求人は多くありません。数字はほかの専門職と合わせた区分で集計されている点にも注意が必要です。

よく見かける募集は、ハローワークや自治体の就労支援窓口の相談員、大学や専門学校のキャリアセンターの職員、人材紹介会社のキャリアアドバイザー、再就職支援会社のコンサルタントです。公的機関の相談員は任期つきや非常勤の募集が多く、条件は求人票で確かめる必要があります。

企業の人事部で、社員の面談やキャリア研修を担当する形もあります。この場合は人事の仕事の一部として相談を受け持つことが多く、資格は昇進や異動で評価される材料になります。

年収は資格より働く場所で変わります

job tag の平均年収583.3万円は、ほかの専門職を含めた広い区分の値で、キャリアコンサルタントの実態とは離れている可能性があります。目安にするならハローワークの求人賃金の月額26.3万円です。

人材紹介会社では、紹介した人の入社実績に応じた報酬がつく会社があり、成果によって収入の幅が大きくなります。公的機関の非常勤相談員は時給や日給で決まることが多く、安定はしていても高い収入にはなりにくい傾向があります。

独立して個人相談や企業研修を請け負う人もいますが、資格を取っただけで依頼が集まるわけではありません。人事や採用、教育など、もともとの経歴と組み合わせて専門分野を示せるかどうかが分かれ目になります。

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未経験からキャリアコンサルタントを目指すには

社会人経験がある人なら、養成講習を受けて受験資格を得るのが一般的な道です。講習は通学とオンラインを組み合わせたものが多く、働きながら数か月かけて修了する人もいます。

資格取得後すぐに相談専任の仕事に就くのは簡単ではないため、人材紹介会社のアドバイザーや公的窓口の相談員など、面談の件数を積める職場から始める人が多くいます。

これまでの仕事で採用面接や部下の育成、営業での顧客対応を経験している人は、その経験が相談の場でも生きます。応募の際は、どんな人の相談に強いのかを具体的に示せると選考で伝わりやすくなります。

関連する資格

  • キャリアコンサルタント
  • キャリアコンサルティング技能士(1・2級)
  • 産業カウンセラー
  • シニア産業カウンセラー

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの仕事の傾向

  • 社会的4.46
  • 企業的3.56
  • 研究的3.03
  • 慣習的2.76
  • 現実的2.44
  • 芸術的2.39

職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントに近い仕事

職業データの傾向がキャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントに近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。

よくある質問

キャリアコンサルタントに資格は必要ですか

相談の仕事そのものは資格がなくてもできますが、キャリアコンサルタントと名乗るには国家試験に合格して登録する必要があります。公的機関や大学の相談員の募集では、資格を条件にする例が多く見られます。

未経験からキャリアコンサルタントになれますか

養成講習を修了すれば実務経験がなくても受験できます。資格取得後は、人材紹介会社や公的な就労支援窓口など、面談の経験を積みやすい職場から始める人が多いです。

キャリアコンサルタントの年収はどのくらいですか

job tag の年収はほかの専門職を含む広い区分の値です。ハローワークの求人賃金は月額26.3万円。人材紹介会社の成果報酬、公的機関の非常勤など、働く場所によって収入の決まり方が大きく違います。

キャリアコンサルタントの資格は役に立たないと言われるのはなぜですか

資格を持つ人に対して、相談だけを専門にする求人が多くないためです。人事、採用、教育、福祉などの仕事と組み合わせると強みとして示しやすく、資格単体より経験との組み合わせで評価される傾向があります。

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントを考えている方によく読まれています

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの転職を進めるときに読むもの

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「市場価値」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。

自分で探すか、声がかかるのを待つか

キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタントの有効求人倍率は0.19倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。

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