しごと大全 / 介護・福祉の仕事
児童指導員の仕事内容と年収|求人倍率5.02倍、任用資格で入れる子どもの支援職
別名:放課後等デイサービスの指導員、児童指導員
児童指導員は、児童養護施設や放課後等デイサービス、児童発達支援の事業所などで、子どもの生活や発達を支える仕事です。有効求人倍率5.02倍。国家資格ではなく「任用資格」で、学歴や資格、実務経験のいずれかで要件を満たせます。
- 平均年収441.7万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率5.02倍
- 求人賃金(月額)25.1万円令和7年度
- 平均年齢46歳
- 就業者数53.3万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間161時間
児童指導員はどんな仕事ですか
働く場所によって仕事の中心が変わります。児童養護施設では、家庭で暮らせない子どもの日常生活を支え、学校との連携や自立に向けた支援を行います。
放課後等デイサービスや児童発達支援では、障害や発達の特性がある子どもに対して、個別の支援計画に沿った活動や療育を行います。
保護者からの相談への対応や、学校・相談機関との連絡も仕事の一部です。
支援の記録を書くことも大事な仕事です。その日の様子や関わり方、気になった変化を記録に残し、職員の間で共有することで、担当が替わっても同じ方針で子どもに関われるようにします。
児童指導員の1日は職場によってどう違いますか
放課後等デイサービスでは、昼過ぎに出勤して活動の準備をし、学校の終わる時間に合わせて車で子どもを迎えに行きます。宿題や集団での活動、個別の課題に取り組む時間を過ごしたあと、夕方に家まで送り届けます。子どもが帰ったあとは、記録の作成や翌日の準備、保護者への連絡を行います。
児童発達支援の事業所は、主に小学校に上がる前の子どもが対象で、午前から日中にかけて療育の時間があります。保護者と一緒に通う形の事業所もあり、家庭での関わり方を保護者に伝える場面が多くなります。
児童養護施設では、子どもが生活する場で働くため、朝の登校の準備から夕食、入浴、就寝まで、生活の流れに沿った勤務になります。早番・遅番・宿直を組み合わせたシフト制が多く、学校行事や通院の付き添いも仕事に含まれます。
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有効求人倍率5.02倍の背景
求職者1人に対して求人が5.02件あります。放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所が増え、配置が求められる職員の数が増えていることが背景にあります。
ハローワークの求人賃金は月額25.1万円で、保育士の23.9万円、学童保育指導員の22万円より高い水準です。
平均年収441.7万円は、社会福祉の専門職をまとめた統計区分の値です。事業所の規模や種類によって差がある点に注意してください。
求人が多い分、事業所ごとの差も大きくなります。療育の方針や活動の内容、職員の人数は事業所によって違うため、応募の前に見学を申し込み、子どもと職員の関わり方を自分の目で確かめておくと選びやすくなります。
任用資格とは何ですか
児童指導員は、決められた要件を満たした人がその職に就くことで名乗れる「任用資格」です。試験を受けて取る資格ではありません。
主な要件には、社会福祉士や精神保健福祉士の資格、教員免許、大学で社会福祉学・心理学・教育学・社会学などを専修して卒業したこと、児童福祉事業での一定の実務経験などがあります。
保育士は児童指導員とは別の資格ですが、同じ事業所で一緒に働くことが多く、どちらかの要件で配置されます。
応募するときは、自分がどの要件で児童指導員として配置されるのかを事業所に確認しておくと安心です。要件を満たしていない場合でも、指導員の補助などの職種で採用され、実務経験を積みながら要件を満たしていく道を用意している事業所もあります。
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どんな人に向いていますか
子どもの行動の背景にある気持ちや特性を考え、関わり方を工夫できる人に向いています。すぐに結果が見えにくい仕事なので、小さな変化を積み重ねて見られることが大切です。
放課後等デイサービスは午後から夕方が中心で、送迎を担当することもあります。勤務時間帯が一般的な事務職と違う点は確認しておきましょう。
教員免許を持っているが学校以外で子どもに関わりたい人、保育士から障害児支援に進みたい人の転職先としても選ばれています。
子どもと遊ぶことが好きなだけでなく、保護者や学校の先生、他の職員と情報を共有しながら進めることも多い仕事です。自分の関わり方を記録にして振り返り、職員の間で方針をすり合わせることを面倒に感じない人に向いています。
児童指導員の求人で確かめておきたいことは何ですか
まず、施設や事業所の種類と、対象となる子どもの年齢や特性です。同じ児童指導員でも、生活全体を支える施設と、通所で療育を行う事業所とでは、勤務時間も求められる知識も大きく違います。
次に、送迎の有無と運転の条件です。放課後等デイサービスでは送迎を担当することが多く、普通自動車免許が応募の条件になっている求人もあります。車の大きさや、一人で送迎するのかどうかも確かめておくと安心です。
研修の体制と、相談できる職員がいるかどうかも大切です。子どもの特性に合わせた関わり方は、経験のある職員から学ぶ部分が大きいため、新しく入った職員への教え方を面接で聞いておくとよいでしょう。
経験を積んだあとの進み方として、実務の経験と所定の研修の要件を満たすと、支援計画をつくる児童発達支援管理責任者を目指す道があります。施設の主任や事業所の管理者に進む人もいます。
関連する資格
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児童指導員の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
児童指導員に近い仕事
職業データの傾向が児童指導員に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
保育士児童福祉施設で一緒に働く資格職
学童保育指導員放課後の子どもの生活を支える
生活支援員・就労支援員(障害者福祉施設)障害のある大人の生活と仕事を支える
社会福祉士(ソーシャルワーカー)相談援助の国家資格
小学校教員教員免許で任用要件を満たせる
よくある質問
任用資格です。社会福祉士や教員免許などの資格、大学で心理学・教育学などを専修した学歴、児童福祉事業での実務経験などのいずれかで要件を満たします。
多い状態です。有効求人倍率は5.02倍で、放課後等デイサービスや児童発達支援の事業所の増加が背景にあります。
ハローワークの求人賃金は月額25.1万円です。平均年収441.7万円は社会福祉の専門職をまとめた区分の値です。
学歴や資格で任用要件を満たしていれば、未経験から応募できる求人が多くあります。要件を満たさない場合は、実務経験を積むルートがあります。
児童指導員を考えている方によく読まれています
児童指導員の転職を進めるときに読むもの
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