しごと大全 / 医療の仕事
歯科医師の仕事内容と年収|平均年収1062.7万円、求人倍率2.71倍
別名:歯医者、歯科医
歯科医師は、むし歯や歯周病の治療、入れ歯や被せ物による機能の回復、口の中の病気の診断と治療を行う国家資格職です。平均年収1062.7万円、有効求人倍率2.71倍。開業する人が多い資格でもあります。
- 平均年収1062.7万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率2.71倍
- 求人賃金(月額)68.7万円令和7年度
- 平均年齢39.6歳
- 就業者数9.8万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間161時間
歯科医師はどんな仕事ですか
むし歯と歯周病の治療、抜歯、根管治療、入れ歯や被せ物の作製、矯正、インプラントなどを行います。歯科衛生士や歯科技工士、歯科助手と分担してチームで診療します。
予防の重要性が高まり、定期的な検診とクリーニングで通う患者が増えています。治療だけでなく、口の健康を保つための継続的な関わりが仕事の中心になりつつあります。
口腔外科では、親知らずの抜歯、顎のけがや病気、口の中のがんの治療などを病院で担当します。
一般の歯科診療所での1日は、予約の患者を順に診ながら、合間に急な痛みを訴える患者に対応する形が多く見られます。治療の説明や、保険診療と自費診療の選択肢の説明にも時間を使います。診療後には、カルテの記載や技工物の指示書の作成が残ります。
平均年収1062.7万円と求人倍率2.71倍
平均年収1062.7万円は、薬剤師や看護師などほかの医療職を大きく上回る水準です。ハローワークの求人賃金は月額68.7万円です。
有効求人倍率は2.71倍で、医師の0.53倍と比べて高い数字です。歯科診療所の多くは個人経営で、ハローワークで勤務医を募集することが多いためと考えられます。
勤務医の給与は、固定給に加えて自費診療の売上に応じた歩合が設定されていることがあります。求人を比べるときは、給与の決まり方を確認してください。
求人票では、固定給と歩合の割合、担当する患者数の目安、診療時間と休診日、自費診療の扱い、訪問歯科の担当の有無、学会や研修の費用補助を確かめてください。歩合の割合が大きい場合、患者数や自費の件数によって月ごとの収入が変わります。
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歯科医師の勤務先は、診療所・病院・訪問でどう違いますか
一般の歯科診療所は、地域の患者のむし歯や歯周病の治療、予防の管理が中心です。法人が複数の医院を運営している場合は、医院の間で異動があったり、分院長などの役職を目指せたりします。
大学病院や総合病院の歯科口腔外科では、全身の病気を持つ患者の歯科治療、口の中の手術、ほかの診療科と連携した口腔管理を担当します。研究や教育に関わる機会もあります。
訪問歯科では、通院が難しい人の自宅や施設で、入れ歯の調整や口腔ケア、食べる機能の評価を行います。介護職員やケアマネジャー、言語聴覚士と連携する場面が多い働き方です。
どの勤務先でも、全身の病気や飲んでいる薬を確かめてから治療を進めることが大切です。高齢の患者が増えるなかで、医科の主治医と情報を共有しながら治療を計画する場面が多くなっています。
開業と勤務医はどう違いますか
歯科医師は開業する人が多い資格です。開業医は経営者として、設備投資、スタッフの採用、集患に責任を持ちます。
歯科診療所の数は多く、地域によっては競争が激しい状況です。開業の前に勤務医として経験を積み、専門性や得意分野をつくる人が多くいます。
高齢化で、通院できない人の自宅や施設を訪ねる訪問歯科の需要が増えています。飲み込みの機能の維持など、介護と連携した役割も広がっています。
開業には、物件、診療台や画像の機器などの設備、内装の費用がかかり、資金の借り入れを伴うことが一般的です。地域の人口や競合の状況を調べ、どのような診療で選ばれる医院にするかを考える経営の視点が求められます。
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歯科医師になるにはどうすればいいですか
大学の歯学部(6年制)を卒業して歯科医師国家試験に合格し、1年以上の臨床研修を修了する必要があります。
研修後は、一般歯科の勤務医として経験を積むほか、口腔外科、矯正、小児歯科、歯周病などの専門分野に進む道があります。
学会の認定医・専門医の制度があり、専門性を示す材料になります。
臨床研修のあとの数年は、どの診療所で働くかによって経験できる治療の幅が大きく変わります。根管治療、補綴、口腔外科の小手術など、自分が身につけたい技術を経験できる職場か、指導してくれる先輩がいるかを確かめて選ぶとよいでしょう。
歯科医師に向いている人と、キャリアを考えるときの視点
細かな手作業を正確に続けられる人、患者の不安を和らげる説明ができる人、歯科衛生士や歯科技工士とチームで仕事を進められる人に向いています。小さな口の中で治療を行うため、集中力と体力の両方が求められます。
技術の進歩に合わせて学び続けることも欠かせません。デジタルでの型取りや設計、新しい材料などが診療に取り入れられており、講習会や学会で学ぶ時間をどう確保するかも、働く場所を選ぶ材料になります。
開業を目指すか、勤務医として専門性を深めるか、病院や大学に残るかによって、経験の積み方は変わります。早い段階で方向性を考えておくと、勤務先を選ぶ基準がはっきりします。
勤務医として働く間に、診療の技術だけでなく、スタッフの教育や医院の運営の仕組みに目を向けておくと、分院長や開業を考えたときの準備になります。
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歯科医師の仕事の傾向
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歯科医師に近い仕事
職業データの傾向が歯科医師に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
よくある質問
平均年収は1062.7万円、ハローワークの求人賃金は月額68.7万円です。勤務医は歩合の有無、開業医は経営の状況で大きく変わります。
有効求人倍率は2.71倍です。個人経営の歯科診療所がハローワークで勤務医を募集することが多く、医師より高い数字になっています。
歯科診療所の数が多く、地域によっては競争が激しい状況です。一方で訪問歯科や予防の分野では需要が増えており、分野によって状況は違います。
歯学部6年と、国家試験合格後の臨床研修1年以上が必要です。
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