しごと大全 / 事務の仕事
受付事務の仕事内容と年収|将来性をどう考えるか
別名:受付、会社受付係、案内係
受付事務は、来訪者の対応と取次ぎを中心に、電話応対や会議室の管理、簡単な事務を担当する仕事です。未経験から入りやすい一方、平均年収353.5万円と事務職のなかでは低く、無人受付システムの導入も進んでいます。長く続けるなら、次を意識した働き方が必要になります。
- 平均年収353.5万円残業代・賞与を含む
- 有効求人倍率0.96倍
- 求人賃金(月額)22.2万円令和7年度
- 平均年齢42.8歳
- 就業者数37.0万人令和2年国勢調査
- 月間労働時間161時間
受付事務はどんな仕事ですか
来訪者を迎え、担当者に取り次ぎ、会議室へ案内する。これが中心です。あわせて、電話の一次対応、会議室の予約管理、郵便や宅配の受け取り、来客用の備品管理、簡単な資料作成やデータ入力を担当します。
会社の受付のほか、クリニック、歯科医院、ショールーム、ホテル、ビルの総合受付など、働く場所は幅広くあります。医療機関の受付は医療事務の要素が入り、ショールームは接客と商品説明が入ります。同じ受付でも中身が変わります。
共通して求められるのは、身だしなみ、言葉遣い、表情といった第一印象の要素と、来客と社内の予定を正確に把握する管理の正確さです。
平均年収353.5万円は事務職のなかで低い水準です
353.5万円は、一般事務541.4万円、経理事務512.2万円と比べて明確に低い数字です。求人賃金も月額22.2万円で、専門性が価格に反映されにくい職種であることを示しています。
理由は、業務が来客対応に特化しており、他社に移っても積み上がる専門知識が少ないためです。年数を重ねても賃金が伸びにくい構造があります。
この点を前提に、受付だけで終わらせない設計が要ります。受付と事務の兼務ポジションを選ぶ、在職中に簿記やMOSを取る、といった手を打っておくと、次に移るときの選択肢が変わります。
受付の仕事は無人化でなくなりますか
完全になくなるとは言えませんが、縮小しています。タブレット型の無人受付システムを導入する企業が増え、内線を直接呼び出す形に置き換わっています。オフィスビルの総合受付も集約が進んでいます。
残りやすいのは、来客の格式が問われる場面(役員応接、士業事務所、高額商材のショールーム)と、受付以外の業務を兼ねるポジションです。単独の受付職は減り、兼務型に寄っていく方向です。
求人を見るときは、受付以外にどの業務を担当するかを確認してください。兼務の内容が、そのまま次の転職での経歴になります。
受付事務の次はどんな仕事に進めますか
もっとも近いのは営業事務です。社内外の調整と来客対応という性質が共通し、有効求人倍率も1.31倍と受付の0.96倍より高くなっています。
医療機関の受付を経験しているなら医療事務、調剤薬局事務が近い位置にあります。レセプト業務を覚えると専門性が付きます。
接客の経験を活かす方向なら、人事の採用アシスタント、コールセンターのスーパーバイザー、ホテルのフロントといった選択肢もあります。いずれも、受付の経験がそのまま説明材料になります。
関連する資格
- 秘書検定
- MOS Excel
- MOS Word
- サービス接遇検定
受付事務の仕事の傾向
職業情報データベース(job tag)の職業興味の数値。5点満点。
受付事務に近い仕事
職業データの傾向が受付事務に近い順に並べています。求人が見つからないときは、この範囲まで広げると選択肢が増えます。
- 営業事務調整と対応。求人倍率が高い
- 一般事務分野を特化しない定型事務
- 医療事務医療機関の受付と請求業務
- コールセンターオペレーター電話応対中心。シフトの自由度が高い
- 介護事務介護報酬の請求。求人数が多い
- マンション管理フロント住民対応と管理業務
よくある質問
平均年収353.5万円、求人賃金22.2万円と事務職のなかで低い水準です。業務が来客対応に特化しており、他社に移っても積み上がる専門知識が少ないため、年数を重ねても賃金が伸びにくい構造があります。
縮小しています。タブレット型の無人受付システムの導入が進み、単独の受付職は減っています。残りやすいのは来客の格式が問われる場面と、受付以外の業務を兼ねるポジションです。
なれます。有効求人倍率0.96倍で、未経験可の求人が出ています。身だしなみ、言葉遣い、予定の正確な管理が求められ、接客経験が評価されやすい職種です。
営業事務が最も近く、求人倍率も1.31倍と高くなっています。医療機関の受付経験があれば医療事務や調剤薬局事務、接客を活かすなら人事の採用アシスタントやホテルのフロントという選択肢もあります。
受付事務を考えている方によく読まれています
受付事務の転職を進めるときに読むもの
受付事務の転職でつまずきやすいところは、JobLinkaの「市場価値」にまとめています。求人の探し方、企業からどう見られるか、いまの会社にバレずに進める方法まで、職業ページとあわせて読むと判断がしやすくなります。
自分で探すか、声がかかるのを待つか
受付事務の有効求人倍率は0.96倍です。倍率が低い職種ほど自分から探し続ける方式は消耗が大きく、高い職種ほど条件を出して待つほうが良い条件に当たります。どちらが自分に向いているかは、9つの質問で確かめられます。
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最終更新:2026-09-18